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【イスタンブール発】決死の覚悟で機動隊に立ち向かうデモ隊の若者たち

人民解放軍が警察に紛れ込んで人々を弾圧した香港の民主化デモで、勇武派の若者たちは遺書を書いてデモに参加していた。 トルコの若者も似たような状況にある。遺書は書かなくても死ぬ覚悟はついているはずだ。でなければ最前線で凶暴な …
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【イスタンブール発】 市役所前占拠を目指す若者たち クラクションで応援するドライバー 

警察による過酷な鎮圧にも若者たちはめげていなかった。 23日夜、機動隊はデモ隊はじめ支援者やジャーナリストに催涙弾を乱射し棍棒で殴り付けたのである。 一夜明け、デモ隊と機動隊が衝突した市役所前をのぞいた。「やはり」の感も …
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【イスタンブール発】警察、催涙弾の一斉射撃 支援者やジャーナリストにも撃ちこむ

民主派と独裁政権の主戦場とされるイスタンブール市役所前― 深夜12時近くになった時だった。機動隊は催涙弾の一斉射撃を始めた。 トルコ警察の催涙ガスはエーテルのような臭いがする。田中はイスラエル軍の催涙ガスをモロに浴びたこ …
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【イスタンブール発】デモ隊と警察が衝突 「死ぬまで抵抗する」

20代の女性がイスタンブール市役所前でプラカードを掲げていた。彼女によると「DIRENIS」とは「抵抗する」の意味だ。「私は死ぬまで抵抗する」。 市役所前の公園でデモ隊と警察の機動隊が衝突した。見渡す限り機動隊だ。強化プ …
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【イスタンブール発】朴槿恵退陣デモに匹敵する人口密度 今度はエルドアンだ

エルドアン大統領の抗議集会に参加する市民は21時を過ぎて集会終了前になっても、川のように会場に流れ込んでいった。 イスタンブール市役所前の道路は20時頃には、参加者でぎゅうぎゅう詰めになった。歩くのに苦労する。これほどの …
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【イスタンブール発】田中はなぜ遠路トルコまで足を運んだのか

トランプがプーチンと野合したことで、中東やウクライナの情勢が一段と危うくなってきた。 地図をご覧になって頂ければお分かり頂けるように、大国トルコは地域の要石なのである。 トルコは世界で最も多くジャーナリストが拘束されてい …
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【ワルシャワ発】独裁者たちの分け前

ウクライナ戦争の停戦条件をめぐるプーチンとの協議で、トランプが鉱物資源を強硬に主張しているようだ。 何を今さら、である。2014年3月、ロシア軍はクリミア半島に電撃侵攻し、そのままシームレスでドンバスになだれ込んだ。 ウ …
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【イスラエル発】戦争は勝っても地獄の責め苦が待つ

イスラエル軍がガザに侵攻して526日が経つ(15日現在)。254人がハマスの人質に取られ、72人が死亡。今なお59人がガザに置かれたままだ(政府広報局)。生存者はその半数との見方もある。 人質の家族、恋人、友人は身を切り …
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【パレスチナ発】激戦地はまだ壊滅されていなかった

ヨルダン川西岸にあってジェニンに次ぐ激戦地のナブルスを訪ねた。 難民キャンプにはパレスチナ最大の武装勢力ファタハの司令部が置かれていることもあって、イスラエル軍が絶えず侵攻する。 パレスチナ側も襲撃に備える。民家の扉は鎧 …
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【ガザ境界発】「トランプの楽園構想」を幻にする地獄の検問所

イスラエル軍が近く大掛かりな軍事作戦を展開すると聞き、田中はガザ突入を試みた。外国人ジャーナリストの入境は認められておらず、不可能であると分かっていたが、トライした。 ガザ最北端エレズの軍事施設正門前(写真最上段)までは …
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