» アゼルバイジャン

トランプやプーチンは救世主ではない

田中はなぜ戦地取材にこだわるのか― 「反グローバリズム」でいかにも平和が訪れるかのように吹聴する国会議員やブンカジンがいる。 現実は真逆だ。彼らが支持するトランプは一期目(2017年1月~21年1月)の際、歴代米国大統領 …
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再掲載 【ナゴルノ・カラバフ】力の空白が軍事侵攻を招いた 「看護師の母は塹壕の野戦病院に」

オリジナルは2023年9月。世界最強のロシア軍がなす術もなかったのである。 ■   ■  国際情勢は玉突きで動く。懸念が現実になった。 ナゴルノ・カラバフ地方に19日、アゼルバイジャン軍が軍事侵攻した。  アゼルバイジャ …
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再掲載【ナゴルノカラバフ報告】進化する楯と矛 極地戦でさえ兵器の実験場

軍事力で勝る隣国に奪取されてしまい、地図上から地名が消えた地域の記事を再掲載しております。外交でどうにかなるものではない国際政治の現地です。オリジナルは2020年12月です。      ■      ■  人間の知恵は何 …
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再掲載【ナゴルノ・カラバフ発】児童「戦場を見ないで済む日本のような国になりたい」

 国際政治の現実を伝えるため、忘れ去られつつある戦地の記事を再掲載しております。オリジナルは2020年12月です。     ■     ■    ロシアが仲介した和平停戦から21日目のきょう、州都ステパノケルトの小中学校 …
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ロシアの同盟国が米国と合同軍事演習

 親露派の皆さんは信じたくないだろうが、これが世界の現実だ。  ロイター通信によるとロシアの同盟国アルメニアは、首都エレバン近郊で11日から10日間の日程で合同軍事演習を始めた。  理由はシンプルである。アルメニアが隣国 …
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ウクライナへの最強戦車供与 玉突きで動く国際情勢

 世界最強といわれる欧米の戦車がウクライナに大量に供与される。  欧州各国は「レオパルト2」を、米国は「M1エイブラムス」を供与する。最終的には150台に上るものと見られる。  泥濘期が終わる春以降は、戦闘員の訓練も済ん …
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【ナゴルノカラバフ報告】撃ち落とせないロシア機 「飛べない空港」から飛行機が飛ぶ日

 田園風景が続く州都近郊に忽然と姿を現すステパノケルト空港。国家承認を希求するナゴルノカラバフの象徴的存在だ。  2008年に新ターミナルが完成して以来、一度も飛行機は発着していない。「飛んだら撃ち落とす」とアゼルバイジ …
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【ナゴルノカラバフ報告】「戦争で負ける」ということ

 今回の戦争で敗戦国となったアルメニアは、ナゴルノカラバフ自治州の75%をアゼルバイジャンに奪われた。4分の3。絶望的である。  州都ステパノケルトの手前10㎞の地点までアゼルバイジャンの支配が及ぶ。  ナゴルノカラバフ …
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【ナゴルノカラバフ発】シリア人傭兵は「アッラーアクバル」と叫んで突撃してきた

 「トルコがアゼルバイジャン経由でシリア人傭兵をナゴルノカラバフの戦場に送りこんでいる」という噂があった。  最前線で戦っていたナゴルノカラバフのパルチザンが「我々と戦っていたのはシリア人傭兵(彼らの言葉ではシリアンテロ …
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【ナゴルノカラバフ発】 精密殺傷ミサイル『ニンジャボム』使用か 空からカッターが

 パルチザンとして国境マルトゥーニの戦線に就いていたカレン氏(43歳)。アゼルバイジャン軍のドローン攻撃により左腕を3ヶ所にわたって切断された。  「ドローンが空から攻撃してきて私の腕を切っていったよ」。カレン氏は腕が削 …
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