
千代田区は桜に変えるという屁理屈でイチョウ並木を一本残らず伐採した。=2024年4月、神田警察署通り 撮影:田中龍作=
目まぐるしいスピードで東京から緑が消えて行っている。東京新聞によれば2013年からの9年間で東京ドーム約256個分を失った、という。
理由は行政による街路樹の無闇やたらな伐採と三井不動産による再開発だ。
駅から目的地まで歩くのに街路樹さえあれば熱中症にならなくて済むものを、東京都や区役所が都区民を灼熱地獄に叩き込んでいるのだ。
都会のオアシスである公園や緑地の古木巨木を伐りまくる三井不動産も同罪である。

イスラエル軍は侵攻してくるとオークの木を伐り倒した。戦車の砲撃拠点を確保するためだ。=2025年5月、シリア南部イスラエル国境 撮影:田中龍作=
イスラエル軍は侵攻してきたら、まず木を伐る。シリアでは“新国境”を示すフェンスを築くのにオリーブやオークを伐採した。戦車の砲撃陣地を作るのに樹木を伐り倒した。
東京都がシールドマシンを入れるのに善福寺川緑地の樹木を何十本も伐採するのと同じだ。
パレスチナでは先住民の生活の糧を奪うためオリーブの木をなぎ倒す。イスラエル軍は「オリーブがテロリストの隠れ場になるから」と言うが。

パレスチナ西岸、第2の激戦地にあっても街路樹の緑は豊かだ。=2025年3月、ジェニン 撮影:田中龍作=
戦乱の地にあっても地元の人々は街路樹を大事にしてきた。「えっ!ここはホントに戦争をしている国なのか」と思うほどだ。
無残にも緑が破壊されて行く日本。行政と三井不動産はA級戦犯と呼べるのではないだろうか。
~終わり~
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田中龍作ジャーナルは世界の冷厳な事実を伝えます。





