
大空こうき議員は憲法集会を大盛況にした立役者だ。=3日、有明防災公園 撮影:田中龍作=
憲法記念日のきょう、有明防災公園(東京都江東区)で護憲集会があった。自民党の地元議員の嫌がらせにもかかわらず大盛況となった。主催者発表で5万人が参加した。
自民党には大規模デモがボディーブローのように効くようだ。門ひろこ(衆院東京8区)、大空こうき(衆院東京15区)という鉄砲玉を使い護憲勢力に対してイヤがらせに出てきた。
大空議員は「有明公園を大規模集会に使うのは防災上いかがなものか」とする趣旨の問い合わせを国交省に掛けた。自身のX(旧ツイッター)で誇らしげにアピールしている。
自民党議員からの問い合わせは役人にとって明らかにプレッシャーである。
難癖にも等しい大空こうき議員の言い分はこうだー
「有明公園は地域の防災拠点に指定されており、大災害が発生した場合、多くの人が避難してくる。近隣には病院もある。そこで数万人規模の大規模集会を開催するのはいかがなものか」

「ツチノコを探すより難しい」との説もあった。=3日、有明防災公園 撮影:田中龍作=
ところが実情はこうだ-
有明公園は広さ13.2ha。うち都営は6.5haで 国営は6.7haとなっている。
防災拠点に指定されているのは国営側。憲法集会が開かれるのは都営側だ。いざ災害となっても支障はないのである。もちろん東京都には集会開催の許可を取っている。
大空議員がさらに人々の気持ちを逆なでしたのは、がん研有明病院の患者についての言及だ。
大空議員の所属する自民党は、庶民の命綱とまで言われた高額療養費制度を改悪した。多くのガン患者は命と懐のせめぎ合いに苦しむようになった。
「調子のいい時だけガン患者を利用するな」という訳だ。

酒井氏は国会で高額療養費制度の改悪に反対してきた。命の尊さを知る政治家である。がん研病院を巻き込んで難癖をつけた大空とは対極にある。=3日、有明防災公園 撮影:田中龍作=
元看護士で前衆院議員の酒井なつみ(中道)氏の姿が、有明防災公園にあった。カネの切れ目が命の切れ目であることを知る酒井氏は高額療養費制度の改悪に反対してきた。
酒井氏と大空こうきは奇しくも同じ選挙区(東京15区)である。大空が炎上していることについて聞くと、氏は「高額療養費制度に尽きる」と答えた。
は戦争に前のめりになる自民党政権は、高額療養費制度を改悪した。私たちの命が日増しに軽くなっていくことを、痛感させられる憲法記念日だった。
~終わり~
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【読者の皆様】

















