» レバノン

パレスチナ国家承認の陰で

ガザの惨禍を受けパレスチナの国家承認が世界の耳目を集める陰で、そら恐ろしい事態が隣国レバノンで進行中だ。 「これでユダヤ人はナチスのホロコーストを批判できなくなった」と国際社会に言わしめたパレスチナ難民キャンプ大虐殺事件 …
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【レバノン発】「ニュー・ヒズボッラー」は頑なに取材拒否

司令部や武器弾薬庫が置かれヒズボッラーの最重要拠点となっているベイルート郊外のダヒア。取材に入るのが超絶難しくなっている。 前回(昨年10~11月)は戦争中だったが、部族最高位のファミリーに案内してもらい、ダヒア内部を撮 …
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【レバノン発】拉致拘束されて当たり前の危険地帯 

前回(昨年10~11月)のレバノン戦争では、スペインのジャーナリストが拘束された。                                                                      …
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【レバノン発】停戦後も続くイスラエル軍のヒズボラ掃討作戦 1日1殺

昨秋、ヒズボラとイスラエル軍との間で2ヵ月近くにわたって続いたレバノン戦争が停戦してから約半年になる。停戦とは名ばかりで、イスラエルの執拗な攻撃は連日つづく。 アサド政権が倒れたことで、シリアにいたヒズボラが皆、レバノン …
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イスラエルのシリア侵攻 次はどうなる

さすがはイスラエルだ。8日、ダマスカスが陥落するとイスラエル軍は間髪を入れず、シリア領内に向けて侵攻した。 ゴラン高原とシリアとの間に設けてある国連の緩衝地帯からシリア領土に踏み込んだのである。イスラエル軍自らが認めてい …
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「シリア崩壊」は最初から米国とイスラエルの筋書きがあったわけではない

「シリア崩壊の筋書きはアメリカとイスラエルが書いた」とする趣旨の珍説がSNS上で目につく。元国会議員のブンカジンまでもが同調するありさまだ。 誤解なきよう。イスラエルのレバノン侵攻の経緯はこうだ― 2023年10月、イス …
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レバノン、シリアの経済的徴兵制は惨いぞ

シリア第2の都市アレッポで戦闘が激化している。アレッポを急襲した反政府軍にシリア政府軍とロシア軍が空爆を掛けているようだ。 悪いなりに安定していたアレッポが反政府軍の侵攻を招いたのは、アサド政権の私兵となっているヒズボラ …
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ディープステートがなくても戦争は起きる

トランプ次期大統領が「ディープステートをぶっ潰す」とぶち上げる。 それを受けて日本のナイーブな政治家やブンカジンは「トランプ大統領は戦争をしない。戦争を終結させる」と無邪気に喜ぶ。 ディープステートの構成員であるユダ金が …
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【レバノン報告】第2のガザをブラックボックスにしないために  

死にに行くようなものだったが、どうしてもダヒアの惨状を伝えたかった。停戦がなければダヒアは第2のガザになる。 田中の思い過ごしではない。ネタニヤフ首相が「レバノンはガザのように壊滅的になる」と警告していて、最も集中的に爆 …
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【レバノン発】ジャーナリスト進入禁止 ヒズボラ警察は田中に「逮捕するぞ」と言った

情報省発給の記者証なんてヒズボラの前では屁のツッパリにもなりはしない。 本拠地ダヒアに足を踏み入れようとした途端、ヒズボラの警察(政府の警察ではない)がバイクですっ飛んできた。2人組だ。 『POLICE』。白字で染め抜い …
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