
ヒズボラの最重要拠点ダヒアはイスラエル軍の執拗な攻撃を受ける。ミサイルが落ちない日はない。=14日、ベイルート・ダヒア 撮影:田中龍作=
「レバノン侵攻作戦は5月まで続く」。イスラエルのメディアが軍高官の話として伝えた。
ヒズボラを手先として使ってきたイランは、米国・イスラエルとの戦争で衰退気味だ。
このためヒズボラの資金と武器弾薬は細っている。前回(2024年)の戦争で幹部や実戦経験豊かな指揮官が暗殺された。その数は1千人を超えるとも言われている。戦闘能力が弱るのは目に見えている。
イスラエルにとっては今が叩き時である。国土の安全を図るには今こそヒズボラを壊滅しておかねばならない。
イスラエルはこの先、死力を尽くしてくるだろう。レバノン南部に陸上部隊を入れたことでも並々ならぬ決意がうかがえる。

イスラエル軍の侵攻に伴い避難民は増える一方だ。80万人を超えたとされる。=15日、ベイルート 撮影:田中龍作=
一方のヒズボラ側はこれが最後の戦争になる、との見方がある。上述したようにヒズボラは追い詰められているからだ。
とはいえヒズボラ壊滅には2年も3年もかかるだろう。都市ゲリラになればいくらでも身を潜める場所がある。
完全に囲い込んだガザのハマスでさえ、3年以上経つが壊滅できていないではないか。
~終わり~
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戦争ができる国になれば、日本はいつ戦争を仕掛けられても不思議はありません。
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