» パレスチナ(ガザ・西岸)

【パレスチナ報告】ジワジワ進む民族浄化の恐怖

 田中は昨年末、急ぎパレスチナに飛んだ。狂信右派政権がイスラエルに誕生したからだ。ナクバを警戒する声が現地から聞こえてきたのである。  ナクバ(大災厄)。イスラエル建国(1948年)により、75万人ともいわれるパレスチナ …
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【パレスチナ発】ハリネズミ国家になれ

 すべてのケースとは言わないが、戦争は先に手を出した方、つまり侵略した方が負ける。米国の陰謀があったにせよ、である。  他国に攻め込めば(侵略すれば)兵站線が伸びる。その分資金も兵力も膨らむ。他国に攻め込むには誰をも納得 …
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【パレスチナ発】民族浄化に抗議の金曜礼拝 直後にイスラエル国境警察襲来

 狂信右派のネタニヤフ政権がナクバという名の民族浄化を目論む東エルサレム・シルワン地区。  イスラエル軍が取り壊しに来ると見られている集合住宅の前で地元のアラブ人たちが金曜礼拝を捧げていた。いつもの金曜礼拝ではなく取り壊 …
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【パレスチナ発】 狂信右派政権は古都で隣人を根こそぎ排除する

 ユダヤ教徒の盛装をした男性とへジャブの女性がすれ違う。ここはユダヤ教徒とイスラム教徒が混在する古都東エルサレムだ。  密接しているだけに、ユダヤ民族とアラブ民族の憎しみのボルテージはあがる。  ウエストバンク(ヨルダン …
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【パレスチナ発】オモチャの銃を持っていた少年はイスラエル軍に射殺された

 東エルサレムのシュワハト難民キャンプ入口で、おもちゃの銃を持っていたハマッド・アリ少年(17歳)がイスラエル軍に射殺された。1月25日のことだ。遺体は2月4日、イスラエルから返されてきた。その夜、キャンプ近くの墓地に埋 …
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【パレスチナ発】「銃弾隠し持つ」内偵情報で家を砲撃される理不尽

 4日あさ6時30分頃、イスラエル軍がジェリコのパレスチナ難民キャンプを急襲した。  攻撃されたのはアガット・ムガッティさん宅。家人13人(アラブ人は大家族制)が負傷、死者はいなかった。  鉄筋二階建ての家は、壁がスッポ …
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【パレスチナ発】戦争に巻き込まれれば、殺され家も自由も奪われる

 「アラブ人に死を」と叫ぶベングビール国家治安相がナクバと呼ばれる民族浄化を企図しているエリアのひとつ、東エルサレム・シルワン地区-  ユダヤ教徒の聖地である嘆きの壁からは1㎞と離れていない。雨さえ降っていなければ肉眼で …
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【パレスチナ発】水は国防である 水道民営化という自殺行為

 ヨルダン渓谷まで足を延ばした。フェンスの外側にあたるパレスチナの領土を農業用水がサラサラと流れていた。  水路の川幅は1メートル足らず。水量はお世辞にも豊かとは言えない。それでも土漠と砂漠に強烈な日差しが照り付ける中東 …
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【パレスチナ発】民族浄化はもう始まっている

 軍と軍の戦いで敵基地を占拠したというのは当たり前のようにある。だがユダヤ教徒の聖地でもある東エルサレムで目にしたのは、あまりに異様な光景だった。  場所はパレスチナ居住区のアルトゥール地区。ハイリー・ムーサ・アルカムさ …
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【パレスチナ発】田中はなぜ戻ってきたのか 米国務長官が制止に

 昨年末、イスラエルに誕生した狂信的宗教右派政権がさっそく本領を発揮している。  ウエストバンクでは毎日のようにパレスチナ人がイスラエル軍によって射殺されている。ここ2~3日、誰も殺されていないな、と首を傾げていると、そ …
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