» パレスチナ(ガザ・西岸)

【パレスチナ発】父親は息子を逮捕させまいとして射殺された

 被占領民族は親として当然のことをしても占領軍に撃ち殺される。これが戦争の現実だ。  エルサレム北隣のカランディア難民キャンプは狭い谷を挟んでユダヤ人入植キャンプと向き合う。緊張が絶えない。  難民キャンプ住民は高台の入 …
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再掲【パレスチナ発】「戦争を止めれば豊かになれる」女性救急隊員の夢壊した日本の戦前回帰

 ~本稿は2018年の取材記事を敢えて再掲するものです。~  イスラエル軍が雨あられのごとく催涙弾を浴びせ、毒ガスであたりは白く煙って視界ゼロとなる。「パン、パン」…乾いた音と共に実弾も放たれる。  バタバタと倒れる同胞 …
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【パレスチナ発】第3次インティファーダはなぜ起きない

 「アラブ人に死を」と叫ぶイスラエルのベングビール国家治安相が、イスラム教徒の聖地であるアルアクサの丘を訪問して約1週間が経つが、イスラム教徒が蜂起する兆候は見られない。  第2次インティファーダ(2000年9月~200 …
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【パレスチナ発】「ジャーナリストを通して世界が見える」と言うけれど

 パレスチナ住民が虫けらのように殺されるナブルスの難民キャンプ。侵攻してくるイスラエル軍を取材する方法は、理論的にはある。実現したいが…  部隊のオペレーションを見れば、侵攻目的の一端が見える。それはパレスチナ紛争が75 …
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【パレスチナ発】イスラエル軍、出会い頭に難民キャンプの少年を射殺

 5日未明、ウエストバンク北部の都市ナブルスのバララタ難民キャンプで、アマール・アブ・ザイトゥーン少年(16歳)がイスラエル軍に射殺された。  同じ現場にいた従兄によるとザイトゥーン少年は、難民キャンプに侵攻してきたイス …
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【ウエストバンク発】イスラエル軍、パレスチナ中心部に侵攻

 2日午前4時(現地時間)、イスラエル軍の車両数台がウエストバンクの中心都市ラマッラーに侵攻してきた。  投宿先のホテルの部屋から、カーキ色の軍用車両が、我が物顔でパレスチナの市街地を走るのを目視した。  田中はツイッタ …
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【パレスチナ発】分離壁 飛び越えても捕まるかどうかは御都合主義

 イスラエルとパレスチナの間を万里の長城のごとくして隔てる分離壁。パレスチナの人々にとってはアパルトヘイトの壁だ。イスラム教徒の聖地であっても、イスラエルの許可なくしては行けない。  憎しみの壁はコンクリート製で高さ8m …
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【パレスチナ発】いつ勃発するか分からない第3次インティファーダ

 平和が薄氷の上に成り立っていることをあらためて考えさせられた一日だった。  パレスチナ最大の抵抗組織ファタハの集会が、29日、ヨルダン川西岸の中心都市ラマッラーであった。ファタハ設立66年周年を記念する集会である。   …
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【パレスチナ発】少年鎮圧に本気出すイスラエル軍 「カメラが身を守る」

 カランディア国境検問所付近で27日、イスラエル軍(警察も含む)とパレスチナの少年たちとの間で衝突があった。  兵士の口臭が匂ってくるほどイスラエル軍を間近で取材するのは4年ぶりだ。  田中は撃たれたくないのでPRESS …
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【パレスチナ発】 武装勢力の拠点、難民キャンプは厳戒態勢 「安全は保障しない」

 毎晩のようにイスラエル軍が侵攻してくるというジェニン難民キャンプ。SNSで同キャンプでの銃撃戦を見たことはあるが、ジャーナリストを名乗る以上この目で確かめたかった。   24日の日中、田中は地元フィクサー(通訳兼案内人 …
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