【ガザ境界発】食糧略奪 極限状態に追い込まれた人々の悲しさ

UNRWAに届いていた日本からの食糧支援。=2014年、ガザ 撮影:田中龍作=

 食糧倉庫がガザ住民の略奪に遭ったことをUNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)自らが明らかにした。つい昨日29日のことだ。

 イスラム法で、窃盗は手首を切り落とされるほどの重罪である。ガザの人々はそれを分かっていながら略奪に走ったのだろう。極限状態に置かれた人間の悲しさだ。

 イスラム教徒は自分がひもじくても他人に分け与え、困った時は助け合う。互助の精神である。

 2014年戦争取材中にこんな事があった。道端で夫婦がナン(パン)を焼いていた。ナンは向こうが透けて見えるほど薄い。

 夫妻は田中に「食べて行け」と勧めた。自分たちだってまともに食べていないだろうに。子どもたちだってお腹を空かせているだろうに。田中はナンを頂けなかった。

 分け与えることの大切さを知っているガザの人々を略奪に走らせる。極限状況に追い込まれた人間は理性を失うのだ。追い込んだのはイスラエル軍の猛爆撃と食糧・水の封鎖である。

 国連総会(193ヵ国)は圧倒的多数(121ヵ国)で「人道休戦」を採択したが、法的拘束力はない。

 「人道休戦」が実現しなければ、さらなる惨劇がガザを見舞う。

国連から届いた食糧をトラックに積み込む人々。皆で分け合うためだ。=2014年、ガザ 撮影:田中龍作=

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パレスチナ(ガザ・西岸)