
=6日、原宿 撮影:田中龍作=
戦争に前のめりになる高市ネトウヨ政権に並々ならぬ危機感を抱く「大人しい系」の人々が、街頭に出るようになった。それも個人単位で。
6日、原宿駅神宮橋前であった「平和サイレントスタンディング」には約50人が参加した。(呼びかけ人:カニぱん氏)。
氏はスタンディングを呼び掛けた理由を「個人が声を上げなければならないフェーズに入っているから」と語った。
GW中、日本各地で個人単位のスタンディングデモがあった。同じく「反戦・護憲」を訴えても、政党や市民団体が主催する大規模デモとは趣が違った。

左の男性は「僕は顔を出していい」と答えた。=6日、原宿 撮影:田中龍作=
個人単位のスタンディングにせよ、有名市民団体主催の大規模デモにせよ、田中は撮影にあたって参加者に「お顔はどうしますか?(撮っていいですか?)」と聞く。
ほとんどの参加者がプラカードで顔を隠す。カメラを向けた途端、顔を隠す人も少なくない。
福島原発事故(2011年)の後、空前の盛り上がりを見せた脱原発デモでは、顔を隠す参加者はまずいなかった。
お上を批判するのに恐れがあるのだろうか。
憲法21条で保証された権利「集会・結社・表現の自由」を行使するのに顔を隠すのは変ではないか。
前出のカニぱん氏は「(顔を隠すのは)政府を信用していないから」と分析する。

田中は手前の女性に「顔が写ってもよろしいですか」と幾度も聞いた。=6日、原宿 撮影:田中龍作=
2019年、中国支配下の香港で民主化を求めるデモがあった。参加した若者はほぼ全員マスク、目出し帽にサングラスで100%顔を隠した。
それでも逮捕されれば氏素性は明らかになる。リーダー格の青年はいまだに獄中だ。
日本でデモに参加したからといって逮捕されることはないが、顔を知られれば何かと不利益を被る。
デモに参加すれば警察から写真を撮られる。思想弾圧が始まればしょっぴかれる。
~終わり~
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