瓦礫」タグアーカイブ

破たんした瓦礫処理 「絆狂騒曲」は何だったのか? 

 細野豪志環境相(当時)が全国を行脚しながら「皆さんが瓦礫を受け入れて下さらないことには被災地の復興はないんです」と絶叫し、新聞・テレビは「みんなの力でがれき処理」と高らかに謳いあげる……政府とマスコミあげてのあの狂騒曲 …
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昨年5月、宮城県石巻市から北九州市に搬出された瓦礫。=北九州市・日明積出し場 写真:田中撮影=
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【諏訪都リポート】 大広告で丸め込まれた「瓦礫処理」に「待った!」

 「とにかく一度広域処理をストップして、十分検証してもらいたい」。21日、震災瓦礫の受け入れ地域と瓦礫を送る側の市民が環境省に集まった。北は福島から南は北九州までの住民で作る「ストップ!汚染がれき全国行動実行委員会」だ。 …
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5月、宮城県花巻市から北九州市に搬入された瓦礫。カビ臭さが鼻をついた。=北九州市日明・積み出し基地。写真:田中撮影=
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細野環境相 美談でくるむ瓦礫汚染

 「政府の説明、情報の出し方が分かりにくいというご指摘があった。瓦礫受け入れに際する理解に対して、そのことが障害になっていた。あらためてお詫びを申し上げたい」―昨日、閣議後の記者会見で細野大臣は瓦礫の広域処理について環境 …
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細野豪志環境相。被災地との絆を強調し極端なまでに情に訴えた。=25日午前、内閣府庁舎。写真:田中撮影=
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~続~九州で初めて放射性瓦礫が燃やされた日 

 瓦礫が燃やされた23日は、北九州市役所でも大きな動きがあった。試験焼却が始まる正午までに、市役所ロビーには近隣都市などからも含めて100人の市民が集まった。北橋健治市長に会い、焼却の中止を求めるためだ。  市の職員たち …
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市民たちが北橋健治市長との面会を求めて市長室前に座り込んだ。=23日午後、北九州市役所。写真:筆者撮影=
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九州で初めて放射性瓦礫が燃やされた日

 北九州市が放射性瓦礫を試験焼却した23日、市民の危機感は頂点に達した。前日、宮城県石巻市の瓦礫が搬入された日明焼却場(日明積出基地)の仮置き場ゲート前では、瓦礫が焼却工場に運び出されるのを阻止しようと、反対派10数人が …
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宮城県石巻市から北九州市に到着した瓦礫。作業員がカッターでビニール袋を切り裂くと、土とカビが入り混じったような匂いが鼻をついた。=22日、北九州市日明積基地。写真:筆者撮影=
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【放射性がれき・北九州編~下】警察隊投入、住民排除しトラックで搬入

 何としてでも西日本で一番に瓦礫の焼却をしたい――なりふり構わぬ野田政権と北橋健治・北九州市長の姿勢が露わになった。22日、北九州市は警察に出動を要請、住民の抵抗を押し切って瓦礫を市内のゴミ焼却場に搬入した。  この日、 …
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住民たちはトラックが入るのを止めようとして、警察隊と激しい揉みあいになった。=22日午後5時30分、北九州市日明積出基地。写真:筆者撮影=
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【放射性がれき・北九州編~上】 23日から試験焼却 「西日本を安全な食糧基地に」

 福島原発事故の放射能が付着した瓦礫が、関門海峡を越えて九州に持ち込まれる。宮城県石巻市から木屑が中心の可燃物80トンが22日、北九州市に到着する。同市では翌23日から試験焼却する予定だ。  環境省は「バグフィルターによ …
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北九州市環境局幹部を追及する市民たち。人で溢れ怒号が飛び交った。=21日、北九州市役所ロビー。写真:筆者撮影=
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【放射性がれき・京都編】 細野環境相 市民とフリー記者の質問に噛み合わない答え

 「被災地瓦礫の受け入れ」を求めて全国行脚を続ける細野豪志・環境相は31日、京都を訪れた。いにしえの都で細野大臣を待ち構えていたのは激しい怒号だった。  京都洛中をサラサラと流れ市民や観光客の心をいやす疏水は、琵琶湖から …
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京都らしい経文をもじったノボリがはためく傍、瓦礫の受け入れを求めて懸命に訴える細野環境相。=31日午後、京都駅頭。撮影:田中龍作=
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【放射性がれき受け入れ】 横浜市長室 抗議の市民が押し掛け緊迫

 政府が自治体に半ば強要する形で推し進める「放射性瓦礫の広域処理」が、各地で住民の反発を呼んでいる。横浜市役所では50人余りの市民が28日、「瓦礫を受け入れないよう求める」要請文を林文子市長に直接手渡そうと市長室に押しか …
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市長室前には数多くのプラカードや横断幕が翻った。=写真:筆者撮影=
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【がれき焼却問題】 広域処理の大前提崩れる―市民の追及でウソ発覚

 「被災地は大変な思いで瓦礫処理に取り組んでいます…(中略)…被災地のために力を貸して下さい」。去る18日、川崎市で行われた細野豪志環境相の街頭演説だ。細野大臣に限らず、政府、マスコミはあげて「瓦礫を受け入れることが被災 …
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根拠があいまいな「瓦礫の広域化」を市民が追及した。左側が環境省の役人(若手キャリア官僚とみられる)=26日午後、衆院会館。写真:筆者撮影=
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