福島原発事故の責任を東電と共に負う原子力安全・保安院がきょう、12年の幕を閉じた。最後の院長となったのは、保安院設立の中核的役割を果たした深野弘行氏だ。皮肉である。 深野氏は職員を集め最後の訓示をした。「原発事故で多 …
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「原子力安全・保安院」タグアーカイブ
原発事故防げなかった保安院が幕閉じる 責任問われず規制庁に
保安院 「原発・意見聴取会」傍聴者リストを警察に渡した可能性
原子力安全・保安院が開く専門家への意見聴取会は、多くの一般傍聴者が会場の経産省に詰めかける。同時に反原発を唱える人=極左と捉えてきた警察も私服刑事を大量投入する。 公安は、顔写真はもちろんのこと、傍聴者の氏素性も押さ …
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【大飯原発・再稼働】 「制御棒挿入時間改ざん疑惑」-保安院に呼びつけられた
5日午前10時頃、NTTの固定電話が鳴った。今どき、大概の用向きは携帯電話に架かってくるので、「デパートの配達かな?」くらいの軽い気持ちで受話器を取った。 「原子力安全・保安院の●●ですが、田中さんでしょうか?」。電 …
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【大飯原発再稼働】 制御棒挿入時間 保安院が関電に言われるまま改ざん
「保安院は電力会社の意向を尊重し、原子力安全委員会は保安院の報告を了承する。この国の原子力安全行政は電力会社のいいなりだ」。筆者は繰り返し指摘してきた。27日、国会内(参院会館)で開かれた大飯原発の再稼働をめぐる環境団 …
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【大飯原発再稼働】 原子力安全委員会、わずか5分で「一次評価は妥当」
「……(ストレステストの)一次評価により緊急安全対策等の一定の効果が示されたことは一つの重要なステップと考える……」。 きょう午後1時から開かれた原子力安全委員会で、班目春樹委員長が大飯原発3・4号機についてのス …
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原子力規制庁の主力は保安院 検査内容を原発メーカーまかせの独法も温存
経産省の原子力安全・保安院にかわって、環境省外局の原子力規制庁が4月1日から発足する予定だったが、国会事故調の結果待ちや国会審議の都合により遅れそうだ。 原発事故の再発を防ぐためにも、規制庁の誕生はこのまま立ち消えに …
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詭弁番長・枝野官房長官 「メルトダウンしていない」は嘘だった
「ない」とされてきた福島原発事故をめぐる原子力災害対策本部会議の議事録が、『議事概要』として再現されたことで、あの人の嘘が“政府公認”となった。あの人とは当時官房長官だった枝野幸男・現経産相である。枝野氏は9日夕、記者 …
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【ストレステスト2次評価】 電力会社のサボタージュ許す保安院の大甘姿勢
原発再稼働の前提となるストレステスト。2次評価の提出期限とされていた昨年末を2か月以上過ぎても、電力各社は1社たりとも提出していない。「デタラメ班目」委員長率いる原子力安全委員会でさえ「ストレステストは1次評価だけでは …
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【国会・原発事故調】 デタラメ学者と無能官僚「A級戦犯の逃げ口上」
国会の「東電福島原発事故調査委員会」が15日、開かれた。第4回目のこの日は事故をここまで甚大にした“A級戦犯”の二枚看板に対する事情聴取である。経産省原子力安全・保安院の寺坂信昭・前院長と内閣府原子力安全委員会の班目春 …
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