原子力安全委員会」タグアーカイブ

【国会事故調・報告書】 提言は踏みにじられたまま原発が再稼働した 

 「官邸は東電に」「東電は官邸に」「原子力安全委員会は電力会社に」…それはまるで責任のなすりあい大会だった。「国会事故調」の参考人聴取のことである。  菅直人首相、勝俣恒久東電会長、班目春樹・原子力安全委員会委員長(肩書 …
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勝俣恒久・東電会長(当時)。事故発生時、記者クラブを引き連れて中国に接待旅行に出かけていた。指揮が送れた原因に。=国会内、写真:田中撮影=
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「泣き寝入りはしない」 福島の住民が東電、政府を刑事告訴

 交通機関や工場などが大きな事故を起こすと、すかさず捜査が入り、最高責任者が刑事責任を問われる。ところが原発事故を起こし16万人もの避難者を出した東京電力に司直の手が伸びないのは誰が考えてもおかしい。  「泣き寝入りはし …
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告訴団1,301人のうち約200人が告訴状提出のため福島地検に足を運んだ。=11日、福島市。写真:諏訪撮影=
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【大飯原発再稼働】 原子力安全委員会、わずか5分で「一次評価は妥当」

   「……(ストレステストの)一次評価により緊急安全対策等の一定の効果が示されたことは一つの重要なステップと考える……」。  きょう午後1時から開かれた原子力安全委員会で、班目春樹委員長が大飯原発3・4号機についてのス …
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脱原発運動家が班目委員長に詰め寄ろうとしたが、安全委員会の事務方に制止された。=23日午後、内閣府。写真:筆者撮影=
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【ストレステスト2次評価】 電力会社のサボタージュ許す保安院の大甘姿勢

 原発再稼働の前提となるストレステスト。2次評価の提出期限とされていた昨年末を2か月以上過ぎても、電力各社は1社たりとも提出していない。「デタラメ班目」委員長率いる原子力安全委員会でさえ「ストレステストは1次評価だけでは …
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苦しそうな口調で「検討中」を繰り返す森山善範審議官。=8日夕、原子力安全・保安院。写真:筆者撮影=
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【大飯原発再稼働】 国会議員47人が「事故調の結果を待て」 4閣僚に署名提出

 「大飯原発3・4号機の再稼働は国会事故調の結果を待て」。電力業界や保安院が3月末までの再稼働決定に向けて前のめりになるなか、福島みずほ社民党党首らが20日、国会議員47人の署名を政府に提出した。  宛先は運転再開の政治 …
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福島みずほ社民党党首(左端)、民主党の平智之議員(右隣)らが国会議員47人の署名を政府の役人に手渡した。=20日、参院会館。写真:筆者撮影=
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【国会・原発事故調】 デタラメ学者と無能官僚「A級戦犯の逃げ口上」

 国会の「東電福島原発事故調査委員会」が15日、開かれた。第4回目のこの日は事故をここまで甚大にした“A級戦犯”の二枚看板に対する事情聴取である。経産省原子力安全・保安院の寺坂信昭・前院長と内閣府原子力安全委員会の班目春 …
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黒川清・原発事故調査委員長。限りなくズサンな原子力安全対策に呆れ顔だった。=15日、衆院第16委員室。写真:筆者撮影=
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3月末までに大飯原発再稼働の結論目指す―原子力安全委員会

 経産省原子力安全・保安院は13日、原子力安全委員会(班目春樹委員長)に「大飯原発3、4号機のストレステストは妥当」と報告した。  保安院側は「大飯原発の安全性」を強調しながら一気にまくしたてた―「想定の1・8倍の地震、 …
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班目春樹委員長。原発産業から金を貰っていても「適正な人選」との認識を示した。(13日夕、経産省。写真:筆者撮影)
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経産省・保安院に原発の安全管理を丸投げ―原子力安全委員会のお寒い実態

 経産省は首相をないがしろにして原発の運転再開に突き進み、原子力安全委員会は、経産省・保安院に原発の安全管理を丸投げしていた――東電福島原発事故の惨禍を経験してなお、原発をめぐる国の安全チェック体制はあまりにもお寒い。1 …
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原子力安全委員会・斑目委員長。経産省・保安院の報告を追認するだけで月106万円の高額収入を得る。(11日、内閣府で。写真:筆者撮影)
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福島の母 「校庭の土を舐めて下さい」

 これほどまでにいい加減だったのか。子供を学校に通わせる親たちの怒りは収まりがつかない。福島県の校庭利用にあたって、文科省が定めた放射線量の上限である年20ミリシーベルトは出所、根拠ともに不明であることが明らかになった。 …
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厚労省の担当者に福島市内の小学校の土を渡す佐藤幸子さん。(2日、参院会館。写真:筆者撮影)
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【第一報】福島の校庭 20mSvの根拠不明確

 福島県の保育園、幼稚園、小中学校の校庭利用にあたって放射線量の上限を「年間20ミリシ-ベルト」と定めた文科省の方針をめぐる不安と動揺は大きくなる一方だ。  子供を学校に通わせる福島の父母らが2日、文科省方針の撤回を求め …
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謝罪会見にでも臨むような神妙な面持ちの厚労省担当者。(2日午後、参院会館。写真:筆者撮影)
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