» 貧困

憲法改正と棄民 大人食堂に19歳の元大学生

 貧困はさらに広がり若年化が進む。反貧困ネットワークの瀬戸大作事務局長が担う緊急アクションには住み家を失い、食べて行くこともできず、所持金数十円になった人々がSOSを送ってくる。  今回の緊急事態宣言発出後、SOSの中心 …
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人はいとも簡単にホームレスになる

 漫画家の内田かずひろさんがホームレスになったことを、朝日新聞(14日朝刊)がさもニュースであるかのように報道している。  ホームレス取材歴20年の田中に言わせてもらえば、持ち家がなければ人は簡単にホームレスになる。   …
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食料配布の難しさ 撮影NGなら生活困窮者が長蛇の列

 大蛇のような行列を初めて見た人は何が起きたのかと驚くだろう。場所は東京都庁下ときている。  「新宿ごはんプラス」と「もやい」が毎週土曜に共催する食料配布だ。  2014年7月から「新宿ごはんプラス」単独で始めた。開催日 …
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銀座の隣町で食料配布

 日本の繁栄を象徴していた銀座(東京都中央区)。そのすぐ南隣の築地で、きょう5日、食料配布が行われた(主催:民青同盟)。  主催者によると「富裕層の多い中央区で食料配布してどうするの?」という疑義が仲間うちから出た。   …
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広がる貧困 「死のうと思ったけど死ねなかった」

「手持ちは3円しかありません。2日間、何も食べていません」。  SOSが入ると、反貧困ネットワークの瀬戸大作事務局長は、昼夜の区別なく救出に向かう。当座をしのげる現金を渡し、翌日、生活保護申請に同行する。  瀬戸事務局長 …
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富める者にも貧しき者にも 平等に咲く桜

 拙宅のすぐ傍に人工地盤の上にできた公園がある。風が吹くと砂が巻き上がって灰色の地盤がむき出しになる。    公園の真下は地下鉄の駅だ。地下鉄の駅の天井に人工地盤が乗っかっている、といった方がいい。  公園の桜がいま満開 …
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「無料です」夜のお弁当屋さん 1日1食で命をつなぐ人々

 そこは人情の交差点だった。  東京は赤羽の「ソーシャルコミュニティめぐりや」。昼は食堂、夜は酒場の小さな飲食店だ。テーブル席が2つ。10人も客が入れば満席になるだろうか。(定員12名)  どこにでもある飲食店が、世界に …
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五輪モニュメントにブルーシート 蔓延する貧困、世に問う

 ほんの一握りの上級国民とマスコミが開催に固執する東京オリンピック。21世紀日本の狂気に反対する常識人のデモが、きょう6日、JOC周辺であった。  最終盤に波乱が起きた。デモ隊のメンバーがJOC前の五輪モニュメントにブル …
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下町の食料配布 缶詰2カンで「今晩の食事はこれだけ」

 生活保護は水際で追い返される。かりに受給できるようになったとしても、現金を手にするまでは日数がかかる。  食えなくなっている人に今すぐリーチできる食料配布が、全国津々浦々で展開されている。法律相談がセットになっているの …
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安倍政権とマスコミが窮地に追い込んだ生活保護 勝訴判決は転機となるか

 これでは生活保護利用者が浮かばれない—    2013~2015年にかけて実施された生活保護基準額の減額に対する違憲訴訟で、大阪地裁は22日、受給者の訴えを認め、減額は違法とする判決を下した。  きょう(23日)、全国 …
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