
最高裁に掲げられたチャベス前大統領の大肖像画(左)。チャベスの言説が最高法規なのである。右は独立の英雄シモン・ボリバル=20日、カラカス市内 撮影:田中龍作=
人々を震えあがらせる政治犯収容所は首都カラカスの街中にある。なぜか…
元々、ショッピングセンターとして建設されていたのだが、革命で権力を掌握したチャベスが政治犯収容所にしてしまったのである。
施設の中央部は、高さ30mは優にある空洞だ。政治犯を逆さ吊りにして、てっぺんから落とす。究極の恐怖と苦痛を与える処刑方法である。
収容所のガードマンから抜けてきた話である。本物だろう。

政治犯収容所は元ショッピングセンター。中央部は空洞になっている。高さ30m余り。政治犯を逆さ吊りにして落とす。=20日、カラカス市内 撮影:田中龍作=
「ピース●●●」とか言う名の日本のNGOがベネズエラを訪問しマドゥロ大統領に謁見したことを誇らしげに喧伝していた。
ピース●●●の関係者である知人は、チャベス前大統領が神様のような人物で、ベネズエラが理想郷のように吹聴していた。
神様が政治犯を拷問の果てに虐殺するだろうか。理想郷に政治犯収容所があるだろうか。社会主義国でありながら労働者がゴミ漁りするだろうか。

独裁者マドゥロ大統領のバカげた経済政策で紙屑となったベネズエラ紙幣。=11日、ボゴタ市内 撮影:田中龍作=
収容所の屋上にある銅像(写真)は金日成像ではない。チャベス像である。独裁者はこぞって右手を太陽に向かって掲げる。
田中は左巻きだが現実を直視する。だが日本の左翼は社会主義国の負の部分を知らない。見ようともしない。
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