» 貧困

インスタント・ラーメンが食べられなくなる日

 『サッポロ一番みそラーメン』は、中途半端な店のラーメンより美味い。半世紀以上にわたって人々に親しまれてきただけのことはある。  定価は5食入りで500円超。庶民には高嶺の花だ。女房がスーパーでサンキュパッ(398円)で …
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夏休み 給食がなくなり子ども達がひもじい思いをする

 小中学校がきょう22日から夏休みに入った。裕福でない家の子どもにとって食事らしい食事である給食は、9月の声を聞くまでなくなる。  物価高に加えてロシアのウクライナ侵攻による世界的食料難が食費の高騰に拍車をかける。炊き出 …
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食べていけない人、住めない人が増えていく

 物価高で低所得者はさらに食えなくなってきた。東池袋公園でNPO法人TENOHASIが行っている炊き出しに、最多の604人が並んだ。用意していた580食を上回る人数だった。先月27日のことだ。  食えなくなり、次に家賃が …
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貧乏人の味方 百均がパワーアップ

 近所の百均ショップが今週初め、リニューアルオープンした。我が家は「百均」なくして生活が成り立たない。早速、出かけた。  まず棚の高さが2倍になっているのに驚いた。単純に考えて品物が倍になっているということだ。店員に聞く …
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「ラーメン5食328円」激安の理由

 日常生活の「違和感」や「気づき」をお伝えしたい。  田中龍作ジャーナルは大上段に振りかぶった政治の大問題や国際情勢ばかりをお伝えするメディアではありません。  記事にならなくても、日々「あれっ?」と思った事を掬い上げて …
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朗報! インボイスはボイコットできる

 いよいよ政府は零細事業者を殺しにかかってきたようだ。10月1日から導入されるインボイス制度である。  息の根を止められそうなのは、年収1千万円以下のフリーランス、演劇、映画、出版、個人タクシーなどだ。私本人も含めて周り …
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時給1,500円 賃上げと人間らしい生活

 「龍作さんのおかげで時給1,500円を確保できました」。都内のオフィスに勤めることになった女性が言った。彼女の嬉しそうな顔が数年経った今でも忘れられない。  『田中龍作ジャーナル』のアルバイトの時給が1,500円である …
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戦争をしているわけでもないのに 食料配布600食が24分ではけた

 毎月第2・第4土曜夕方、東池袋公園で行われる食料配布(主催:TENOHASHI)には、今回も多くの人が食べ物を求めて列をなした。大蛇がうねっているような列である。  主催者が用意した600食は24分間ではけた。全員に行 …
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「保険証が期限切れです、1万円頂きます」 貧乏人が10割負担できるか

 女房が頬に氷をあてている。「歯茎が痛い」と言う。噛めなくて熱もあるのだそうだ。  田中が持っていた抗生物質と市販の痛み止めで急場を凌ごうとしたが、症状は改善しなかったため、近所の歯医者に行った。  受付で健康保険証を出 …
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苛酷過ぎる税金 奴隷から脱却するには革命しかないのか

 「家の中を見せて下さい」。税務署の職員2人が予告もなしに拙宅にやってきた。一昨年の11月のことだ。  急襲された理由は税金の滞納だ。督促の電話や封書が相次いでいたが、払わなかった。いや、払えなかった。  踏み込もうとす …
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