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非正規労働者「新アベノミクスは腹立たしくてしょうがない」

 今月から最低賃金が上がる。といっても全国平均で18円上がり、798円となるだけだ。  とてもじゃないが、アベノミクスなどによる物価上昇に対応できる金額ではない。  労働者たちが今夕、都内で「最賃を1,500円に上げろ」 …
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「日本の最賃は低すぎるぞ」「東京の(最賃)907円では生活できないぞ」…道行く人たちにアピールした。=5日夕、新宿 写真:筆者=

ネトウヨが社会の真ん中に躍り出る日?

 「新社会運動にキレイゴトごとは一切不要・10月4日15時突撃。場所:経産省テント村前」―  「行動する保守運動(在特会系)」のカレンダー上で襲撃予告したメンバーはその通りにやって来た。  メンバーの中心人物はこれまでに …
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SEALDs奥田氏「発言する自由を大切にしたい」

 戦争法案反対デモを引っ張ってきた学生リーダーは負けていなかった。  殺害予告の脅迫状を送りつけられたSEALDsの創立メンバー、奥田愛基さん(明治学院大学4年生=23歳)が、今夕催された反安倍政権デモに参加した。  「 …
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奥田愛基氏。きょうは一参加者として声を上げた。=2日夕、日比谷 写真:筆者=

10年前に決まっていた 秘密保護法と戦争法制

 特定秘密保護法は集団的自衛権と一体のものとして、10年も前に米国から押し付けられていた―  元外務省国際情報局長の孫崎享氏が29日、新橋駅頭で開かれた「秘密保護法に反対する集会」で改めて明らかにした。孫崎氏は外交文書を …
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2013年12月、特定秘密保護法の本会議採決で議場に靴を投げ逮捕、起訴された男性。「私の逮捕はみせしめだった。戦争法案では誰も投げなかった」。=9月29日、新橋駅前 写真:筆者=

「日雇い派遣復活」狙う安倍・竹中政権 死ぬまで搾り取る

 労働者をことごとく貧困の淵に突き落とす「改正(悪)労働者派遣法」が、きょう、施行された。  だが安倍・竹中政権と経済界はこれだけでは済まさない。労働者を死ぬまで搾り取るつもりだ。  厚労省は究極の不安定雇用である「日雇 …
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山井議員(右端)は「民主党がもう一度勝手、ドイツみたいにもう一度(派遣期間の)上限を入れる改革をしていく必要がある」と強調した。=30日、衆院会館 写真:筆者=

路上からの民主主義 香港と国会前を結ぶもの 

   香港島の中心街金鐘(アドミラルティ)は人の波で埋まっていた。幹線道路にはテントが並び市民が占拠を続ける。  政府庁舎の出入口が塞がれているため、行政の機能もマヒしていた。  中国全人代が押し付けた選挙制度の改悪に反 …
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周永康・大学生聯会事務局長の一言一句に参加者は歓声をあげた。=昨年10月、香港 写真:筆者=

「民共合作」学生が背中押す

 「野党はガンバレ」「野党は共闘」。安保法案のインチキ強行採決から早や一週間余り。学生たちのコールが変わった。  彼らは政治に敏感だ。コールは腰の重い野党指導者に向けられているようにも聞こえた。  共産党の志位委員長が民 …
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小池晃副委員長(共産党)と近藤昭一議員(民主)。「民共合作」に向けた秘策を練っているのだろうか。=27日、名古屋駅西口 写真:筆者=

「採決不存在」署名に5日で3万人 鴻池委員長は受け取り拒否

 参院特別委で乱闘のうちに強行採決された安保法案。採決の速記録すら残されておらず、多くの人がその瞬間の動画を繰り返し確認したことが話題となっている。  「そもそも採決そのものが存在しないのではないか?」という疑問を持った …
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1. 醍醐教授(中央)の前に積まれているのは鴻池委員長に渡すはずだった署名3万通。 =25日、衆院第二会館内。写真:筆者=

「思想犯」の復活 国会前、大量逮捕

 『市民で埋め尽くされた国会前の車道』。空撮映像は安保反対の人々が圧倒的多数であることを示す証拠として国内外の世論を揺さぶった。  これがアベシンゾーの逆鱗に触れたのだろう。意を汲んだ警察庁出身の杉田和博官房副長官が、警 …
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取り押さえられた男性は背中がむき出しになっていた。=16日夜、国会正門前 写真:筆者=

国会前、単身座り込み 「人生の最初も最後も戦争にならないといいが」

 民主主義を足蹴にした、安保法制の強行採決から5日が経つ。禍々(まがまが)しい “事件”の現場となった国会の前にただ一人座り込む年老いた男性がいた。  神奈川県伊勢原市に住む男性(73歳・年金生活者)は、7月から毎週1回 …
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『テロの導火線・・・』にギョッとした。憲法99条は「国会議員の憲法尊重、擁護義務」を謳う。=24日、参院会館前 写真:筆者=