![](/wp-content/uploads/2021/10/5066e0e572144cd18f0ccab1c3044e9c.jpg)
今回の新党も小池知事が絵を描いたのだろうか。=撮影:小杉碧海=
保守新党が近く旗揚げしそうだ。あさって3日にも「国政新党の設立」についての記者会見が都内である。
永田町は2017年と酷似した状況になってきた。当時、安倍自民は森加計でニッチもサッチも行かなくなり国民の信頼を失っていた。野党第一党の民進党(立憲の前身)も支持率低迷(10%前後)にあえいでいた。
そこに都議会議員選挙で都ファを大勝させた小池ゆりこ都知事が新党を立ち上げたのである。名付けて「希望の党」。民進党議員は雪崩を打って、希望の党に移ろうとした。
冒頭の国政新党も小池知事の影が色濃い。存在感の薄れた野党幹部の参加も取り沙汰されている。2017年にあった「希望の党」騒動では、自民党は割れなかったが今回はどうなるか。現在、無所属で出馬しようとしている有力な元民進党議員も参加するのか。
いずれにせよ、来る総選挙は自公と野党共闘と保守新党との三つ巴の戦いになりそうだ。
~終わり~