検索結果: 【ガザ発】

【ガザ発】 戦闘長期化のおそれ パン屋に長い列

 今月8日にイスラエル軍が空爆を開始、ハマスとの間で本格戦闘が始まってから、きょうで22日が経つ。  期間は2008年(12月下旬)~2009年(1月中旬)の大規模侵攻に並んだ。だが今回は戦闘が長引きそうだ。  今回の戦 …
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イスラエル軍に爆撃され炎上する発電所。=29日、ヌーサイラート市 写真:筆者=

【ガザ発】 難民キャンプの子供ら殺害、病院も攻撃

 イスラエルという国家による同時無差別テロが起きた。  28日午後5時(日本時間午後11時)頃、ガザ市内の 通り にイスラエルの無人攻撃機から対人ミサイルが発射された。ミサイルは 通り で遊んでいた子供たちを直撃、10人 …
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子供たちは何が起きたのか分からないままに死んでいったのだろう。=28日夕(日本時間:29日未明)、ガザ市内のモスク 写真:筆者=

【ガザ発】 発電所長 「明日にも電気が止まる」

 日本のある大新聞社が「ロイター電」としてガザで唯一つの発電所がイスラエルの爆撃を受けたと報じていた。  現場に行かず外電を引用するのが日本のマスコミの特技だ。とはいえガザの人々の生活に直結するので、筆者はガザ中部のヌー …
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イスラエル軍の砲撃で破壊された主力の発電機。=28日、ヌーサイラート市 写真:筆者=

【ガザ発】 廃墟のシジャーイヤ 救出の朗報なく

 26日午前8時、イスラエルとハマスとの一時停戦がスタートすると、避難者たちは堰(せき)を切ったように故郷に戻った。  激戦地アル・シジャーイヤは自宅のようすを見に帰った住民たちで溢れた。  今回の戦闘でイスラエルが最も …
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住民は家財道具を取りに帰ったのだが、自宅は破壊されていて中に入れない。=26日、アル・シジャーイヤ 写真:筆者=

【ガザ発】 殺される命と、生まれる命と

 世界で最も命が軽んじられているガザで、奇跡とも呼べる新しい命の誕生があった。  イスラエル軍の空爆で殺された母親から帝王切開で取り出された子供が生きていたのだ。  イスラエル軍の猛攻が続くガザ中部のデルバラ市の民家に2 …
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保育器の中で呼吸を続ける女の子は、母親が爆撃で殺されたことを知る由もない。=26日、デルバラ病院 写真:筆者=

【ガザ発】人民の海に隠れるハマス 果てしなく増える犠牲者

 ガザ北部の町ジャバーリアで、24日午前2時頃、民家がイスラエル軍に空爆された。5人が死亡、19人が負傷した。  筆者が現場に着いたのは爆撃から8時間後だった。夜が完全に明け切らないうちに動けば上空から狙われるからだ。 …
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半壊したモスクには緑の旗が掛かっていた。ミサイルは画面から右隣のビルに命中した。=24日、ジャバーリア 写真:筆者=

【ガザ発】イスラエル軍、国連避難所を攻撃 死傷者200人超

 イスラエル軍の爆撃を逃れて住民が避難していた国連の小学校を、24日午後4時(日本時間同日午後10時頃)、同軍のヘリが攻撃、16人が死亡、約200人が負傷した。  現場はガザ北部の町、ベイトハヌーンにあるUNRWA(国連 …
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避難していたはずの肉親が攻撃で殺され泣き叫ぶ母と娘。=24日、ベイトハヌーン 写真:筆者=

【ガザ発】 激戦地シジャーイヤで何が起きているのか 記者の同行認めず

 ガザ東部のアル・シジャーイヤに向かうレスキュー隊の救急車に同乗した。レスキュー隊は救急車、消防車、大型ブルドーザーの20台余りから成る。  イスラエルとの国境の町、アル・シジャーイヤは、イスラエル軍が雨あられのごとく爆 …
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3人はアル・シジャーイヤから辛くも脱出したが、家族はまだ取り残されている。=23日、シファ病院 写真:筆者=

【ガザ発】 中心部も爆撃され始めた 救える命も救えず

   イスラエル軍による爆撃は日本時間の22日朝ごろからガザ市中心部にも及ぶようになった。着弾音の近さがそれを知らせる。    爆風で投宿先のホテルの窓ガラスが きしむことも珍しくない。  21日午後10時頃(日本時間2 …
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「あそこに取り残された人がいる」。指さす救急隊員。=22日午前10時頃(日本時間同日午後4時頃、ガザ市内 写真:筆者=

【ガザ発】 生死分ける6㎞ たどり着いても避難所は満杯

 取材車はイスラエルと国境を接するガザ北部の町、ベイトラフィーヤを走っていた―  「キーン」。金属音と共に頭のすぐ上をハマスのロケット弾が、イスラエルの方向に飛んで行った。  それから3分も経たないうちに「ドーン」「ドー …
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泣きじゃくりながら避難を急ぐ少女。空爆の音におびえながら我が家を後にする。=21日午前11時頃(日本時間:同日午後5時頃)、ベイトラフィーヤ 写真:筆者=