イスラエル軍の爆撃を逃れて住民が避難していた国連の小学校を、24日午後4時(日本時間同日午後10時頃)、同軍のヘリが攻撃、16人が死亡、約200人が負傷した。
現場はガザ北部の町、ベイトハヌーンにあるUNRWA(国連パレスチナ難民救済機関)の小学校。ベイトハヌーンはイスラエルとの国境に比較的近いことから、イスラエル軍の激しい爆撃にさらされており、千人を超える住民がUNRWAの小学校に避難していた。
筆者は現場に急いだ。取材車は救急車の後にぴったりと付いた。単独で行くと、空から狙われるからだ。
攻撃された小学校の校庭には大量の血が流れていた。イスラエルの無人攻撃機の音が耳に迫った。避難民は小学校からすでに脱出していた。
イスラエル軍のヘリから発射されたのは、対人用ミサイルで、2004年にハマスの指導者ヤシン師を暗殺した時の物と同型と見られている。
確実に攻撃対象をヒットすると共に、子爆弾も炸裂し周囲の人間も大勢殺傷する。
イスラエルは避難民のなかにハマスのメンバーが紛れ込んでいるとの情報を得て、オペレーションを実行したものと見られている。
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