【ガザ発】 廃墟のシジャーイヤ 救出の朗報なく

どのアングルから撮っても人々の背景にあるのは瓦礫だった。=26日、アル・シジャーイヤ 写真:筆者=

どのアングルから撮っても人々の背景にあるのは瓦礫だった。=26日、アル・シジャーイヤ 写真:筆者=


 26日午前8時、イスラエルとハマスとの一時停戦がスタートすると、避難者たちは堰(せき)を切ったように故郷に戻った。

 激戦地アル・シジャーイヤは自宅のようすを見に帰った住民たちで溢れた。

 今回の戦闘でイスラエルが最も重点的に攻撃しているのが、ガザ東部のアル・シジャーイヤだ。猛攻は7日間に及んでいる。

 家屋はことごとく破壊されていた。町はコンクリートの粉じんで煙っていた。目が痛い。息をすると粉じんがノドまで飛び込んで来た。

 蜂の巣のようになった民家の壁や自動車は、歩兵も入って来たことを物語る。ハマスの地下トンネルの入り口を探すためだろう。

住民は家財道具を取りに帰ったのだが、自宅は破壊されていて中に入れない。=26日、アル・シジャーイヤ 写真:筆者=

住民は家財道具を取りに帰ったのだが、自宅は破壊されていて中に入れない。=26日、アル・シジャーイヤ 写真:筆者=

 変わりはてた故郷、ペシャンコになった我が家・・・住民は悲嘆にくれる。子供を背負った母親は嗚咽し、老婆は絶叫した。

 「家族が瓦礫の下に埋もれている」。レスキュー隊と共に懸命の捜索・救出が続くが朗報はない。

 停戦中にもかかわらずイスラエル軍の無人攻撃機は上空を舞った。それも低空だ。

 人口約4万のアル・シジャーイヤに大半の住民が “一時帰還” しているのだ。まさか爆撃したりはしないだろう ― と思いつつも不安に苛まれた。

 停戦が終われば、再び雨あられのごとく爆弾が降り注ぐ。ガザ住民の死者はこれまでに1,000人を超えた。

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