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「アラブの春」を冬に引き戻した独裁者がやって来た

 永田町、霞ヶ関周辺を歩くと見覚えのある国旗が日章旗と共に浅き春の風に揺れていた。エジプト国旗だった。  5年前、ムバラク独裁政権を倒した市民革命の最大拠点となったタハリール広場に翻っていたのを思い出す。  中国の天安門 …
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エジプトの独裁者は昨日(29日)、衆院本会議で演説した。写真はエジプト国旗。=1日、国会議事堂前 撮影:筆者=

強欲資本とマスコミのための五輪 野宿者を強制排除へ

 オリンピックに付きものの弱者排除事件が起きた。それも公園からだ。  東京都から明治公園を譲渡されたJSC(日本スポーツ振興センター)が、今日付けで「明治公園を廃止する」と宣言し、住人を力ずくで排除しようとした。  東京 …
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“家財道具” を持って排除に応じる野宿者もいた。=27日、明治公園出入口 撮影:筆者=

蓮池透氏「安倍さんはバッジを外してもらいたい」

 「安倍さんはバッジを外してもらいたい」。蓮池透氏(元拉致被害者家族会事務局長)が26日、都内で開いた講演会で吐き捨てるように言った。  「私が申し上げていることが真実であることはバッジをかけて申し上げます。私の言ってい …
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蓮池透さんは拉致交渉が全く進展していないことに憤った。=26日、新宿区 撮影:筆者= 

自衛隊の海外派兵を美化するアベノプロパガンダ映画

 映画『海難1890』は、じつに安直なプロパガンダ・ムービーだ。AKBとEXILEをこよなく愛する安倍首相のキモ煎りで製作された映画だけのことはある。  映画のストーリーはこうだ ―  1890年、和歌山県紀伊大島沖でト …
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映画の冒頭にはエルドアン大統領が登場し日本との友好関係を賛美する。=20日、都内の映画館 撮影:筆者=

元レバノン大使「来年、日本でIS問題が起きる」

 あの時、彼の警告に耳を傾けていれば世界はここまで危険にならずに済んだ。  彼とは元レバノン大使・天木直人。ブッシュの米国がイラクに侵攻した2003年3月 ―  「国連決議なしのイラク攻撃は何があっても阻止すべきである」 …
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「小泉は米国と通じていたから本当に許せなかった」。天木氏は当時を振り返った。=28日、都内 撮影:筆者=

イスラエル核攻撃と福島原発事故

 大津波と東電・福島原発事故に見舞われた三陸海岸に「ダビデの星」が、現れた。  IDF Home Front Command。イスラエル軍の野戦病院である。2011年4月2日、現地を訪れた筆者は前頭葉を ワシづかみ にさ …
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IDFとはイスラエル国防軍(Israel Defense Forces)の略。「ダビデの星」が三陸沖からの海風に はためいて いた。=2011年4月、宮城県南三陸町 撮影:筆者=

「新国立A案」は惨劇の序章 森喜朗古墳の下に死屍累々 

 新国立競技場建設をめぐるドタバタ劇の新たな幕があいた。  新聞、テレビは「接戦の末、A案に決まった」と はしゃぐ 。最終章が国民にとって惨劇となっても「オレの知ったこっちゃないよ」とばかりに。  政府がJSC(日本スポ …
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「新国立A案」。各紙とも22日夕刊トップでデカデカと。

「拉致被害者はアベ晋三に利用された」 実兄が明るみに

 拉致問題を最も巧みに政治利用し総理にまで上り詰めた男 ― アベ晋三の実態が明るみに出た。  拉致被害者・蓮池薫さんの兄、蓮池透さん(元拉致被害者家族会事務局長・現在は退会)が近著『拉致被害者たちを見殺しにした安倍晋三と …
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会見に臨む蓮池透さん。終始淡々とした口調だったが、日本政府とマスコミに対する不信の念が溢れていた。=21日、日本外国特派員協会。写真:田中=

【パリ発】ルペンと橋下 加速する極右化

 「マリーヌ(ルぺン)、プレジデント(=ルペンを大統領に)」・・・支援者のコールが鳴り止まなかった。  支援者の熱狂には別段驚きはしなかった。驚いたのはメディアの熱狂ぶりだ。  ルペン党首のアップを撮影し、インタビューを …
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父親と違い大衆路線をアピールするマリーヌ・ルペン党首は笑顔を絶やさなかった。=13日、リール 撮影:筆者=

【パリ発】第一報 右翼と極右で地方議会を掌握 政権党の社会党が全滅の選挙区も

 「右傾化」などという生やさしいものではない。右翼と極右で地方議会を押さえてしまったのだ。  フランスの地域圏議会選挙は13日、決戦投票が行われ、サルコジ前大統領率いる共和党とルペン党首の国民戦線が2党で、議席の大半を獲 …
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国民戦線が記者会見場に選んだのは、社会党の元大統領の名前を冠した体育館だった。白旗を掲げた敵陣営に乗り込んだ格好だ。写真はルペン党首。=13日、フランソワ・ミテラン・スペース(リール) 撮影:筆者=