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再掲載【クリミア発】 ウクライナ空軍 「我々は投降しない」

敗軍兵士の父親と娘は、鉄柵越しに今生の別れを惜しんだ。砲弾が飛び交わなくても戦争は十分に残酷なのである。オリジナルは2014年3月。    ■        ■  ウクライナ危機で初めてロシア軍の発砲(威嚇射撃)があった …
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再掲載【クリミア発】 「 投降せよ」 ロシア軍、最後通牒 股裂きに遭うウクライナ兵

ロシア軍は電光石火でウクライナ軍基地を次々と陥れていった。だがウクライナ軍には簡単に投降できない事情があった。オリジナルは2014年3月。     ■      ■  「投降しなければ攻撃する」。ロシアが最後通牒を突き付 …
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再掲載【クリミア発】 ロシア系住民にパスポート発給 本格介入の態勢整う 

2014年3月、クリミア半島。シンフェロポル空港で面と向かい合ったロシア兵たちは、カメラを向けても撮影を拒否しなかった。今にして思えば不思議だ。 8年後に世界を混乱に陥れることになるウクライナ戦争の皮切りだった。     …
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ウクライナはそれでも戦う 「我々には選択肢がない」

 2022年2月24日未明、キーウ空港方面に雷が落ちたような激しい爆撃音が響いた。私は投宿先のホテルからタクシーを走らせた。空港は治安部隊によって封鎖されていた。  道路は西に向けて脱出する人々で大渋滞だ。  ロシアがウ …
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ウクライナ開戦から500日 ネットを捨て街に出よう

 台湾の政治学者から直接聞いた話だ。中国は台湾海峡で華々しく軍事演習しても、海峡両岸関係協会(中国側)と海峡交流基金会(台湾側)のチャンネルを通じて「●時●分、●●の海域にミサイルを撃ち込むからね」と連絡してくるのだそう …
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独裁者は秘密をばらした奴を消す

 マスコミは気づいていないのかもしれないが、世紀の大暴露があった。ワグネルの創設者プリゴジンが24日、モスクワに向けて進撃するにあたって、ぶち撒けた―  ウクライナ東部ドンバスへの侵攻を正当化するためプーチンが用いた「非 …
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ワグネル創設者プリゴジン氏が明かした「非ナチ化はウソ」

 「ワグネル、モスクワに進撃」の報に昨夜は焦った。  政府軍が逃げずに応戦すればモスクワで市街戦となる。現場で伝えたい。東京―モスクワ便はいま果たして飛んでいるのか。ビザが要る。  エレバン(アルメニアの首都)―モスクワ …
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【再掲】ウクライナ発 マックは束の間の平和と共に

【読者の皆様】昨年9月25日取材した記事を再び掲載いたしました。 「マックが食べられるような裕福な国に援助する必要があるのか」「戦時中なのにけしからん」などといった誤解があるからです。 ウクライナの実情をリポートしており …
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ウクライナ国民の心が分からない日本のブンカジン

 ウクライナの友人から写真が届いた。  ロシアのプーチン大統領が法廷で裁きを受けている。囚人服姿で後ろ手錠だ。写真のタイトルは「ハーグ(国際刑事法廷)のプーチン」。戦争犯罪者として逮捕されたのである。  合成写真なのだが …
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戦争報道に田中龍作が必要な理由

 ダラダラと滞在し、借金まみれになるくらいだったら、ここでイスラエル軍に撃ち殺された方がマシか。ロシア軍の砲撃に遭って死んだ方が気が利いているか。  借金への恐怖が蛮勇の原動力になっていたことも確かだった。  だが、目の …
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