
いつ発火しても何の不思議もない。それがパレスチナ紛争だ。=20日、ウエストバンク 撮影:田中龍作=
1年前のきょう12月24日、田中はウクライナに着いた。飛行機がまだ飛んでいたので空路でのキーウ入りだった。
年をまたいで2月24日、開戦となった。大きな大きな戦争の下準備として2ヵ月は短かった。
田中は8年前(2014年)に起きたロシアのクリミア半島侵攻を現地で見ていただけに、ウクライナは今回も手もなくロシアに捻られるだろうと決めてかかっていた。
ところが大方の予想に反してウクライナは大善戦した。プーチン大統領は苦し紛れに外交的解決を求めるありさまだ。

ICC(国際刑事裁判所)が現地調査に入った。日本に正しい戦争報道が定着していれば「ブチャの虐殺はなかった」などとする妄説は相手にされないのだが。=4月、ウクライナ 撮影:田中龍作=
田中は現在、パレスチナにいる。イスラエルに狂信的超右派の連立政権が登場し、パレスチナへの弾圧が強まる可能性があるからだ。拙ジャーナルでリポートしてきたように前兆はすでにある。
世界に紛争は尽きない。何が起きるか分からない。起こってからでは遅い。
観念論では危機の捉え方を誤る。これはタカ派にもハト派にも共通する。
なぜ戦争は起きるのか。起きたらどうなるのか。そのリアルを伝えるために田中龍作はこれからも紛争地域に足を運ぶ。
~終わり~