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過労死促進法案 「でたらめデータ」のまま強行採決

 過労死促進法案が、今夕、衆院厚労委員会で強行採決された。田中は「過労死家族の会」に同行し、強行採決のもようを傍聴した。夫や我が子を過労死で亡くした妻や母親たちは、遺影を抱いて席についた。  安倍官邸は経営者にとって夢の …
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強行採決の後、記者団の取材を受ける佐戸恵美子さん。「最後まで戦う。あきらめない。未和が背中を押してくれている」。=25日、衆議院玄関 撮影:筆者=

高プロ強行採決 「死人が増えているのに過労死はいない」

 過労死促進の猛毒を盛り込んだ「働き方改革関連法案」が、あす(23日)にも、衆院厚労委員会で強行採決される見通しだ。  「これ以上犠牲者を出してはいけない」。過労死家族の会がきょう、安倍首相への面会を求めて官邸前に座り込 …
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女性(右)は「毎年誕生日には夫(故人)が花束をプレゼントしてくれた」と涙ぐんだ。=22日、首相官邸前 撮影:筆者=

非正規には悪夢のGW 「給料前借り」「カードローン」でしのぐ

     文・橋本玉泉  ゴールデンウィーク真っ只中。非正規労働者として働く身には、厳しくつらい時期だ。  多くの企業が休みに入るこの時期、非正規に割り振られる仕事は激減する。筆者が警備員の仕事をするようになってから、5 …
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「5月7日まで工事はない」を知らせる看板。=4月28日、都内 撮影:取材班=

「過労死公表してもいい」遺族の意志 閣議決定までひた隠しにした厚労省  

 裁量労働制の違法適用で野村不動産の社員が過労自殺した問題―  厚労省に「過労死を公表しても構わない」という内容のFAXを送り付けてきたのは、遺族であることを同省が確認した。  9日夕の野党合同ヒアリングで土屋喜久・大臣 …
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土屋喜久・大臣官房審議官。FAXの送り主が遺族であることを認めた。野党議員が「では野村不動産で過労死があったことを認めるのか?」と聞くと、それは認めなかった。=9日夕、野党合同ヒアリング 衆院第16控室=

東京労働局長 過労死隠しと報道威嚇

 裁量労働制を採り入れたがっていた安倍官邸の意向を汲んだ厚労省幹部の本音がポロリと出た―  「何なら皆さんの所に行って是正勧告してあげてもいいんだけど」。厚労省東京労働局の勝田智明局長が、先週金曜日(3月30日)の定例記 …
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顔が笑っていても目は冷たく光ったまま。久々に分かりやすい悪役が登場した。=2日、九段下合同庁舎 撮影:筆者=

定額働かせ放題は下げられたが「残業代ゼロ法案」は残った

 安倍政権は昨夜「働き方改革法案」の中から裁量労働制の拡大を削除した。だがスーパー裁量労働制といわれる「高度プロフェッショナル制度」は残った。  通称「高プロ」は、専門的知識を必要とする年収1,075万円以上の労働者につ …
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高プロも捏造データをもとに労政審で審議され「おおむね妥当」とされた。データ捏造の病根は深い。=2月23日、厚労省 撮影:筆者=

【裁量労働制】月100時間超の残業 死ぬ寸前でも労基署は「証拠がない」

 「データの作成に携わったのは●●課の■■課長でしょう。捏造誘導が明らかになったら安倍内閣は吹っ飛びますよ」。   27日、国会内であった「裁量労働制データ捏造問題」に関する野党合同ヒアリングで、立憲民主党の長妻昭議員( …
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裁量労働制ユニオンの板倉昇平代表。ブラック企業大賞の審査員でもある板倉代表は、裁量労働制の残酷な実態を詳らかにした。=27日、衆院第16控室 撮影:筆者=

【裁量労働制】闇に葬られる過労死 大量殺人の合法化

 「私の夫は亡くなる前、馬車馬のように働かされている、とか、搾取されている、殺される、そんな言葉を残しました。まさに夫はこの働き方で殺されたと思っています。人災じゃないですか。社会的な殺人じゃないですか」―  裁量労働制 …
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「家族の会」は田畑裕明・厚労政務官と面談。「働き方改革法案」の廃案を強く求めた。=21日、厚労省 撮影:筆者=

【裁量労働制】「廃棄した」捏造データの原本1万件、段ボール32箱 姿現す 

 「この段ボール32箱に国民の命が掛かっている。このデータを元に裁量労働制を拡大しようとしている」。  安倍政権が厚労省にデータを捏造させた問題を追及する山井和則議員(希望)は、証拠物件を前に憤った。  裁量労働制の方が …
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調査票原本の入った段ボール箱と野党議員。森ゆうこ議員は「ロッカー探したけど無かったという話自体がウソ。これロッカーに入る?入らないよ」。=23日、厚労省 撮影:筆者=

【裁量労働制】施行1年延期 過労死遺族「白紙撤回して下さい」

 「悔しいですね」。我が子を過労死で亡くした母親2人が、厚労省のロビーで顔を見合わせ、どちらからともなく呟いた。脇山晴枝さんと佐戸恵美子さんだ。  脇山さんは出版社勤務の息子を20年前に、佐戸さんはNHK記者だった娘を5 …
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「本当の幸せを私たちは失ってしまいましたけど、これ以上こんな事があってはならない」。夫を長時間労働で失った女性は、衆院公聴会に出席した後感極まり、涙ながらに訴えた。=21日、衆院第16控室 撮影:筆者=