未明まで警察とオキュパイの人々との激しい攻防が続いたタクシム広場― 機動隊の部隊が一部残っているが、ウソのように静かだ。警察がブルドーザーで平らげたため戦いの跡は影も形もない。 雨のなかトルコ国旗を掲げてたたずむ男 …
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「オキュパイ」タグアーカイブ
【トルコ発・第4報】広場攻防から一夜明けて 若者「首相が辞めるまで動かない」
【トルコ発・第3報】 警察、仕事終え駆けつけた人々に催涙弾浴びせる
タクシム広場は日中、火力に勝る警察がオキュパイ側を制圧したかに見えた。だが、夕方になると仕事を終えた人々が続々と駆け付け、広場は再び市民によって占拠された。 「ヘル イェル タクシム、ヘル イェル ディレニシユ=どこ …
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【トルコ発・第2報】 広場急襲の警察、弁護士50人を拘束 スルタンになったエルドアン
広場のオキュパイが始まって12日目、警察が虚を突いて動いた。 「ムスタファ・ケマル・イジンデイズ=アタチュルク、あなたの後をついて行きます」。土日やアフターファイブともなれば、ありとあらゆる層がタクシム広場に集まり、 …
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【トルコ発・第一報】 警察隊、タクシム広場を急襲-市民、人間の鎖で抵抗
朝もやのまだ残る午前7時頃(日本時間11日午後1時)、警察の機動隊はタクシム広場を急襲した。人出の最も少ない時間帯を狙ったのだ。 警察は広場のゲートというゲートをすべて塞ぎ、外に向かって催涙弾を放った。援軍を入れない …
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【トルコ発】 無政府状態のタクシム広場 「首相辞めろ」の大合唱
タクシム広場とゲジ公園はこの土日(日本時間8~9日)、明るいうちから人々で埋め尽くされた。歩いて前に進むのも一苦労だ。人いきれとケバブの油っこい煙で息苦しささえ覚える。 広場と公園を合わせると東京の日比谷公園よりも広 …
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【トルコ発】 ボスポラス海峡見下ろす反政府勢力のバリケード
エルドアン首相の強権的な政治手法に反感を抱く人々がオキュパイを続けるタクシム広場とゲジ公園(※)は、急峻な丘の上に広がる。 角度のある坂道を降り切るとボスポラス海峡沿いの幹線道路に出るのだが、坂道には10個ものバリケ …
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【Occupy 経産省】 「テント立ち退き」前提の命令 VS 「籠城するつもり」
経産省のノド元に突き刺さった脱原発の砦が、自民党の政権復帰で危機に晒されている。2011年9月、平和活動家らが経産省の北西片隅に建てたテントは、脱原発運動の拠点として霞が関や国会にニラミをきかせてきた。 14日、テン …
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【諏訪都リポート】 スペイン15M 元祖・怒れる若者のオキュパイ ~その3
オクパ(オキュパイ)は多種多様だ。いかにも廃墟っぽいものから、一見、普通の家と変わらない、もしくはそれよりも魅力的なものもある。 あるオクパの前を歩いていた子連れの男性(40代)に聞いてみた。「色々と面白そうな企画を …
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【諏訪都リポート】 スペイン15M 元祖・怒れる若者のオキュパイ ~その2
スペイン国内でローンが払えずに立ち退きとなる住宅は1日につき526件(2012年四半期平均 4~6月)を数える。毎日526世帯が家を失っていることになる。 不況により仕事を失い、過去の不動産バブル時に購入した住宅ロ …
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【諏訪都レポート】 スペイン15M 元祖・怒れる若者のオキュパイ
その運動は2011年5月15日から始まった。15とMayo(スペイン語で5月)で「15M(キンセエメ)」と呼ばれている。舞台となった首都マドリッドのプエルタ・デル・ソル広場は連日、老若男女、人で埋め尽くされた。約2ヶ月 …
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