» パレスチナ(ガザ・西岸)

世界が固唾を呑むイスラエルとイランの本気度

 田中はきょう(1日Thursday)も街頭に出た。戦場取材の資金を募るためだ。   ~ ~  ヒズボラ幹部がベイルートで、ハマス最高幹部がテヘランで、イスラエルに暗殺された。  イランの最高指導者ハメネイ師が報復を宣言 …
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再掲載 【ガザ発】 ~下~ ハマス政治部門・高官インタビュー

 取材は前回(2014年)の戦争時― 「5日間の停戦」はきょう(現地時間18日24時)で幕切れとなる。カイロでの交渉は膠着したままの状態が続く。ハマスが容易に譲歩できない理由を政治部門高官が語った― 記者:戦前ハマスの人 …
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再掲載【ガザ発】 ~中~ ハマス政治部門・高官インタビュー

取材は50日間に及んだ前回(2014年)戦争時― イスラエルとパレスチナ双方は13日、「5日間の停戦延長」で合意した。だが恒久停戦に向けての両者の隔たりはなお大きい。ハマス政治部門・高官が「武装抵抗を止める条件」を語る― …
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再掲載 【ガザ発】ハマス政治部門・高官インタビュー ~上~

 オリジナルは2014年8月。50日間にわたった前回戦争で。    ■       ■  ハマス政治部門・高官が11日、ガザ市内で 田中龍作 とイタリアの有力紙『ラ・レプブリカ』の元名物記者(75歳)の共同インタビューに …
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再掲載【パレスチナ発】少年は石を持っていなくてもイスラエル軍に射殺された

イスラエル兵にかかると、パレスチナ人は人間でなくなる。オリジナルは2023年11月。    ■       ■  惨劇はイスラエル軍の軍事作戦が終了した後、起きた。しかも攻撃対象エリアの外で―  SNSのライブから流れて …
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再掲載【パレスチナ発】 虐殺を見届けられるのはジャーナリストだけである

田中龍作が戦場取材資金を募る理由がここにあります。オリジナルは2023年12月です。     ■   ■  虐殺があっても救急車は入れません。イスラエル軍が出入口を固めているからです。  虐殺の後、超大型ブルドーザーが跡 …
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虐殺を伝えるため田中はパレスチナを反芻する

 戦場を離れて早や6ヵ月が経つ。耳と鼻が鈍ってきた。たまに戦場に行くのが一番危ない。「これくらい大丈夫だ」とタカをくくるからだ。  カンを鈍らせないためにも時々、パレスチナを反芻する―  難民キャンプとその周辺は真っ昼間 …
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アルジャジーラ活動禁止 イスラエルの真の狙いは

 イスラエル戦時内閣は5日、衛星放送局『アルジャジーラ』がイスラエル国内で活動することを禁止した。  アルジャジーラの報道が国家の安全を脅かしているという理由だ。カリ逓信相は「アルジャジーラはハマスの代弁者」とまで決めつ …
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【ガザ】エイドワーカーが “誤爆” される理由

 「ん、これは爆撃すると厄介なことになるかな?」…イスラエル軍は躊躇した時、ドローンの高度を思い切り下げる。ヒット可なのか、不可なのかを確認するためだ。  耳に飛び込んでくるドローンのエンジン音は、耳の傍で草刈り機がワン …
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これがガザに降り注ぐ砲弾だ

 「プシュン」。ダンプカーのエアブレーキを鋭くしたような音と共に戦車から砲弾が発射される。  周囲の空気を圧縮するのだろう。取材車の窓ガラスがミシミシと音を立てた。  「ドカーン」あるいは「ドーン」というのは距離のある場 …
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