イギリスの首相官邸が、ICC(国際刑事裁判所)のお尋ね者となったネタニヤフ首相の逮捕を示唆した。
イギリスはチリの独裁者ピノチェト大統領を逮捕した実績がある。1988年。ピノチェトがヘルニア手術(諸説あり)のためロンドンの病院に入院していた際である。
チリ初の民主選挙で誕生したアジェンデ社会主義政権は軍事クーデター(1973年)で倒されるのだが、クーデターの中心人物がピノチェト将軍だ。クーデターは米国が支援した。
逮捕はスペイン政府の要請によるものだった。クーデターでスペイン市民が犠牲になったためだ。
ネタニヤフはそれを知っているから、イギリスを訪問することはないだろう。
イギリスは米国が付いていたピノチェトを逮捕したのだ。ネタニヤフ逮捕は十分可能である。
日本もこれ位の気概を持ってほしいね。
~終わり~
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レバノン取材の大借金を抱えたまま、無謀にも兵庫県知事選挙に赴きました。借金まみれです。