» ジャーナリズム

秘密保全法 「黒塗りさえ出なくなる」

 時の政府や霞が関に不都合な情報を表沙汰にしたら、権力はこう仕打ちをしてくる。代表的な事件の当事者がきょう、国会内で秘密保全法の危険性を訴えた―  元毎日新聞記者の西山太吉氏(1931年生まれ)。沖縄返還に絡む日米両政府 …
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「情報操作ではなく情報犯罪だ」。西山太吉氏は密約の存在を認めようとしない日本政府を厳しく批判した。=10日午後、参院会館講堂 写真:筆者=
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秘密保全法の危険性訴え全国行脚 山本太郎議員

 「この秋、ムチャクチャやばい法律が通ってしまいそうです…」。街頭で訴えているのは山本太郎議員だ。やばい法律とは15日から始まる秋の臨時国会で安倍内閣が提出する「秘密保全法」のことである。  「この国の権力者たちが“これ …
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「秘密保全法反対」込みで撮影したツーショットは、写メールで拡散される。広く訴えようと言う戦術だ。=9月30日、池袋東口 写真:筆者=
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「一緒に生きよう」 差別撤廃求め大行進

 「●●人を殺せ」「●●人は出てゆけ」…マイノリティーへのヘイトスピーチが吹き荒れる新宿・大久保の様相が一変した。差別撤廃を求める市民たちがきょうデモ行進した。  「東京大行進」と名付けられたパレードは、レイシストによる …
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駒井真由美さん。娘(小6)の卒業式のために作ったチマチョゴリを着て参加した。=22日、新宿 写真:山田旬=
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オリンピック凱旋記者会見 マスコミも一体化した“オールジャパン”

   庶民の多くが望んでもいない2020年のオリンピック開催地を、水面下の交渉で勝ち取った東京都の猪瀬直樹知事らが、今夜、凱旋記者会見を開いた。  猪瀬知事は誇らしげだった。まず安倍首相はじめ国会議員、都議会議員、皇室、 …
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カメラマンたちは滝川クリステルさんに群がった。滝川さんは「おもてなし」のポーズで応えた。=写真:筆者=
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オリバー・ストーン監督 「原爆投下、大統領の説明は全部嘘だった」

 この夏、日本人を熱狂させたイベントのひとつだったと言っても過言ではない、オリバー・ストーン監督の来日劇――  ストーン監督は最新作『オリバー・ストーンが語るもうひとつのアメリカ史』(原題=『The Untold His …
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1. 身振り手振りを交えて熱弁をふるうオリバー・ストーン監督。=12日、日本外国特派員協会(有楽町) 写真:山田旬=
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【終戦の日・靖国神社】 中国脅威論で息吹き返す「天皇陛下バンザイ」 

 68回目となる終戦記念日、靖国神社は朝から真夏の陽射しが照り付け、蝉しぐれが境内をつつんだ。246万柱の英霊が祀られている神社の景色は、いつもの年と変わらないが、政治の景色は様相が一変した。  国会で圧倒的多数を握る自 …
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2人の兄を戦争で失った女性(78歳)は、「いつまでも悲しみが薄れない」と言いながら手を合わせた。=15日午前、靖国神社拝殿前 写真:山田旬=
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~ 沖縄から届いた手紙 ~

 今回の沖縄取材行のきっかけは、元学校教員の小橋川共行氏(70歳)からの手紙だった。「米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落した事故から9周年の記念集会を取材に来てほしい」というのが直接の誘い文句だった。  筆者は氏の真意がもっと …
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「ノーレイプ、ノーオスプレイ、ノーベース」。目の前に現れた米兵にプラカードを掲げて抗議する住民。=12日、普天間基地 写真:筆者=
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オリバー・ストーン監督 普天間の騒音に驚く

 「プラトーン」「7月4日に生まれて」など戦争の不条理を描いた作品で知られるオリバー・ストーン監督がきょう、沖縄を訪れ、普天間基地を外側から視察した。  午後5時頃、基地反対運動の拠点ともなっている野嵩ゲート前に到着した …
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オリバー・ストーン監督は米軍ヘリが上空を飛ぶと、メガネをはずして空を見上げた。=13日午後5時頃、普天間基地野嵩ゲート前 写真:山田旬=
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米軍ヘリ墜落9周年 「どうして私たちは粗末に扱われるのか」

 9年前のきょう(2004年8月13日)、沖縄国際大学(宜野湾市)に米軍ヘリが墜落した。夏休みのためキャンパスに学生はほとんどいなかったが、現場は住宅密集地で大惨事につながりかねない事故だった。  沖縄国際大学から50m …
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基地のフェンスに「白ハト」をくくりつける女性。=13日朝、キャンプ・フォスター 写真:山田旬=
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【沖縄発】米軍ヘリ墜落事故からわずか1週間、オスプレイ追加配備

 米海兵隊のオスプレイがきょう、普天間基地に追加配備された。ちょうど1週間前、米軍ヘリが沖縄宜野座村の山中に墜落、炎上したばかりで、沖縄県民の「反対」の声と不安は高まっていた。米軍は事故を受けて追加配備を数日延期したもの …
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男性は「ここは私たちの島です」と言いながら、体を張って米兵の車に立ちはだかった。=12日午前7時頃、普天間基地野嵩ゲート手前の国道上 写真:筆者=
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