地元メディアによると、きょう(2日)午前、ゼレンスキー大統領の故郷クリビリグ市(ニプロ州)が、ロシア軍のドローン攻撃に遭った。死傷者については現在のところ不明。
ウクライナ軍の進撃は衰えることなく続いており、1日には東部の要衝リマンを奪還した。リマンはドンバス地方の臍にあたり、ロシア軍の補給路として欠かせない地点だった。
焦りの色を濃くするロシア軍がゼレンスキー大統領の生地を空爆したとしても、何ら不思議はない。
通常戦争で勝てなければ大量破壊兵器を使用する。戦理である。
リマンが落ちた1日、チェチェンのカディロフ首長が低出力の核兵器使用を進言した。同首長はプーチンの傀儡である。
4日にはロシア連邦議会で4州の併合が承認される見通し。
2月の侵攻前と同じ流れになってきた。ドネツク、ルハンスクの独立を連邦議会が承認すると、間髪を入れずにプーチン大統領が特別軍事作戦を発動。その夜のうちにロシア軍はウクライナになだれ込んだのである。
核のボタンにプーチンの指がかかるのか。国際社会は固唾を飲む。
~終わり~
◇
プーチン大統領が30日、領有を宣言した直後に起こした事件がザポリージャ原発所長の拉致でした。これも核テロです。
これから何が起きても不思議ではありません。現地に滞在して、真実を発信して行かねばならないと考えています。