あす5日から8日までオリンピックのマラソン競技が札幌市である。
「マラソンなんかやっちゃあダメ」と言うのは、今年5月、医療崩壊の起きた北海道へ応援に派遣されたA医師である。
コロナ感染しても空き病床のない患者の自宅に酸素濃縮器を運んだりした。
A医師はマラソンに反対する理由を挙げたー
「今年5月、オリンピック向けたテストマラソンが札幌市であったため、医療崩壊を招いた」。
感染者数を見れば一目瞭然だ。4月、感染者の最も多い日は200人台だった。それが5月になると700人台へと一気に跳ね上がった。
日本中から世界中から報道陣や見物客が来る。人流が増えるのだ。感染者が増えないわけがない。5月のテストマラソンの比ではない。
もうひとつA医師が懸念するのは選手の熱中症だ。札幌市のきょう4日の最高気温は32度となった。真夏日である。
30度を超す炎天下、苛酷なマラソンをすればどうなるか? 途中棄権する選手が続出してもおかしくない。
医療崩壊で北海道民は苦しみ、世界に恥をさらす。今からでも遅くない。他の競技もそうだが、マラソンも中止すべきだ。
~終わり~
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