公明党に「安保撤回」迫る ひとりの学会員にママデモが援軍 

根気強さと平和への執念では誰にも負けないママデモと天野さんは、公明党にとって脅威だ。=10日午後、公明党本部前 写真:筆者=

根気強さと平和への執念では誰にも負けないママデモと天野さんは、公明党にとって脅威だ。=10日午後、公明党本部前 写真:筆者=

 公明党本部から門前払いに遭いながらも「安保法案の白紙撤回」を求める署名を山口代表に手渡そうと、ただひとり立ち尽くす学会員の天野達志さん(愛知県安城市・農業=51歳)。

 天野さんに強力な助っ人が現れた。創価学会本部前で抗議行動を続ける女性たち(ママデモ)だ。

 彼女たちは一ヵ月も前から「公明党を平和に目覚めさせて」などと書いたプラカードを掲げてサイレントデモを続けている。

 ママたちはきょう昼過ぎ、公明党本部前に到着し天野さんと合流した。天野さんの活動が他人事ではないからだ。

 仕事を休んできた女性もいる。朝方までかかってプラカードを作った。天野さんのために作った新作は「連立与党を離脱してください!!」。

 別の女性は「仲間を大切にできない党って何だろう。平和の党じゃない。5時間も待たせて出て来ないって人でなしだ(※)」と憤る。

「嬉しい。女性たちが一番強いですから」。ママデモの到着を喜ぶ天野さん。=10日午後、公明党本部前 写真:筆者=

「嬉しい。女性たちが一番強いですから」。ママデモの到着を喜ぶ天野さん。=10日午後、公明党本部前 写真:筆者=

 天野さんは9,143筆の署名をカンガルーのようにお腹の前で抱えていた。大切な署名を濡らしてはいけないという配慮からだ。

 きょうも公明党本部に電話連絡を取り続けているが、コジマと名乗る男性職員は「山口代表が署名を受け取ることはない」と突っぱねた。

 「3日間こういう形で、待ち続けている。疑問、不信感は日に日に高まっている。(署名は)けっこう重いですよ」。天野さんは怒りを押し殺すように淡々と話す。

 ママデモの一人は「(公明党は)取り繕う気持ちもない。聞く気もない。安保法案を強行採決するつもりなんだろうな。気持ちが揺れてたら会うはず。恐ろしい国だ」と顔をくもらせた。

 「一人にしてはいけない」。ママデモは明日も天野さんを支える。

  ~終わり~
 
(※)
天野さんは初日の8日、公明党本部前で4時間40分も待たされたが、国会議員どころか職員に会うこともできなかった。

  ◇
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