
右翼の戦闘服は規制されなかった。=15日、神門 撮影:田中龍作=
イキっていた高市首相は8月15日の靖国神社参拝を見送った。参拝すれば中国や韓国との冷え切った関係がさらに悪化する…苦渋の決断だったはずだ。
今年から境内でのコスプレ着用は禁止となった。終戦(敗戦)の日の靖国名物だった「コスプレ特攻隊員」「コスプレ乃木将軍」の姿はなかった。
「コスプレなき靖国」「高市なき靖国」。愚かな戦争の犠牲となった英霊を祀る神聖な場に、軽薄な両者がいないのだ。例年と違い粛々とした雰囲気が垂れ込めた。

内閣改造で幹事長の呼び声もある萩生田光一氏。田中が「萩生田先生」と声を掛けるとポーズを取ってくれた。=15日、到着殿前 撮影:田中龍作=
浅はかなオバサンである。第2次世界大戦は自衛のためだったと主張し、侵略や植民地支配を否定するネトウヨ史観が持論だ。
村山談話を見直すとまで豪語していたが、今のところ(8月15日現在)、不発である。
村山談話のおかげで 国連安保理の第2次世界大戦終結50年(1995年8月)の議長声明から日本の戦争責任を問う「侵略」の文字が削除されたことが、13日までに明らかになった。機密解除されたイギリス外交公電に記されていたのだ。
高市首相がイケシャアシャアと「侵略」を否定できるのは、村山談話あればこそ。あまりに皮肉だ。教養のない高市首相にはできないだろうが。

一行は「天皇陛下バンザイ」を唱和した。=15日、神門内側 撮影:田中龍作=
~終わり~
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