月別アーカイブ: 2013年8月

「反原発への嫌がらせは繰り返される」

 「首のない写真」「差出人を詐称した手紙」「反原発カルタをパロった“反・反原発カルタ”」…おびただしい数の展示物はいずれも反原発派に対する嫌がらせの品々だった。「よくもこれだけ嫌がらせができるものだ」。筆者は身の毛がよだ …
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「東電と政府を刑事告発・告訴した集団訴訟」や「東電株主代表訴訟」の弁護団で中心的役割を果たす河合弘之弁護士も会場を訪れスピーチした。=11日、新宿区民ホール 写真:筆者=
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【エジプト】ムスリム同胞団、大規模デモへ 殉教の行進にしてはならない 

 軍事クーデターによって大統領の座を追われたモルシ氏を支持するムスリム同胞団が金曜礼拝のある今夜(日本時間)、大規模なデモを呼びかけている。暫定政権は軍に自衛のための実弾発砲を指示しており、流血の惨事が危惧される。  金 …
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エジプトの民衆は自由のためなら戦車にひき殺されることも厭わなかった。=2011年2月、タハリール広場 写真:田中龍作=
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【終戦の日・靖国神社】 中国脅威論で息吹き返す「天皇陛下バンザイ」 

 68回目となる終戦記念日、靖国神社は朝から真夏の陽射しが照り付け、蝉しぐれが境内をつつんだ。246万柱の英霊が祀られている神社の景色は、いつもの年と変わらないが、政治の景色は様相が一変した。  国会で圧倒的多数を握る自 …
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2人の兄を戦争で失った女性(78歳)は、「いつまでも悲しみが薄れない」と言いながら手を合わせた。=15日午前、靖国神社拝殿前 写真:山田旬=
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~ 沖縄から届いた手紙 ~

 今回の沖縄取材行のきっかけは、元学校教員の小橋川共行氏(70歳)からの手紙だった。「米軍ヘリが沖縄国際大学に墜落した事故から9周年の記念集会を取材に来てほしい」というのが直接の誘い文句だった。  筆者は氏の真意がもっと …
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「ノーレイプ、ノーオスプレイ、ノーベース」。目の前に現れた米兵にプラカードを掲げて抗議する住民。=12日、普天間基地 写真:筆者=
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オリバー・ストーン監督 普天間の騒音に驚く

 「プラトーン」「7月4日に生まれて」など戦争の不条理を描いた作品で知られるオリバー・ストーン監督がきょう、沖縄を訪れ、普天間基地を外側から視察した。  午後5時頃、基地反対運動の拠点ともなっている野嵩ゲート前に到着した …
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オリバー・ストーン監督は米軍ヘリが上空を飛ぶと、メガネをはずして空を見上げた。=13日午後5時頃、普天間基地野嵩ゲート前 写真:山田旬=
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米軍ヘリ墜落9周年 「どうして私たちは粗末に扱われるのか」

 9年前のきょう(2004年8月13日)、沖縄国際大学(宜野湾市)に米軍ヘリが墜落した。夏休みのためキャンパスに学生はほとんどいなかったが、現場は住宅密集地で大惨事につながりかねない事故だった。  沖縄国際大学から50m …
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基地のフェンスに「白ハト」をくくりつける女性。=13日朝、キャンプ・フォスター 写真:山田旬=
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【沖縄発】米軍ヘリ墜落事故からわずか1週間、オスプレイ追加配備

 米海兵隊のオスプレイがきょう、普天間基地に追加配備された。ちょうど1週間前、米軍ヘリが沖縄宜野座村の山中に墜落、炎上したばかりで、沖縄県民の「反対」の声と不安は高まっていた。米軍は事故を受けて追加配備を数日延期したもの …
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男性は「ここは私たちの島です」と言いながら、体を張って米兵の車に立ちはだかった。=12日午前7時頃、普天間基地野嵩ゲート手前の国道上 写真:筆者=
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人類が経験したことのない海洋汚染が始まろうとしている

 東電の付け焼き刃の対策と政府の危機意識のない対応が、人類史上かつてない海洋汚染を引き起こそうとしている。  政府の災害対策本部によれば、毎日300トンもの放射能汚染水が福島第一原発から海に漏れ出している。セシウムばかり …
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事故前の福島第一原発。白い線を描いて左に流れているのは冷却に使った水。=写真:東京電力提供=
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なんだか「小沢報道」と似てきた山本太郎バッシング

 山本太郎議員が昨夕、国会内で議員就任後初の記者会見を開いた。『東京スポーツ』と『週刊新潮』のゴシップ報道に答えるためだ。  いずれも議員になる前、いわば私人の頃の出来事であり、国会議員たる山本氏はいちいち答える必要はな …
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大勢の報道陣に囲まれる山本議員。参院選への出馬記者会見(5月)では、メディアはこれほど集まらなかったのだが。=6日夕、参院会館 写真:筆者
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原発安全神話のウソを告発し続ける東電出身の医師 @onodekita

 「目からウロコ」とはこのことだ。原発事故をめぐってマスコミが真実を報道せず、政府がウソをつき、専門家が的外れな解説をしていることがよく分かる。元東電技術者にして医師の@onodekitaこと小野俊一氏がきのう都内で講演 …
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講演する小野俊一医師(1964年生まれ)。月一のペースで全国各地に赴き、原発事故と被曝の実態を語っている。=4日、東京ビッグサイト 写真:筆者=
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