女性(左端)は日本で妊娠することの不安を切々と訴えた。「放射能におびえない生活に戻りたい」の短冊は女性たちの声を代弁しているようだ。(7日、東京電力前。写真:筆者撮影)
「結婚して子供を産みたいんですけど、今の日本では安心して妊娠できません」――七夕の日、東京電力に「原発の停止」を要請した母親たちに混じって参加した女性(30代・会社員=都内在住)は、声を絞るようにして訴えた。
彼女は食品や水に細心の注意を払う。野菜は西日本産、水はペットボトルと決めている。国内産の魚は口にしない。大好きだった牛乳もやめた。
脱原発の集会・デモに行くと「食べ物には用心に用心を重ねている」と話す未婚の女性によく出会う。放射能汚染に敏感になっているのは母親たちだけではない。
子供たちを危険に晒し、新しい生命の誕生さえ危うくするのが原発事故だ。子供を産み育てる女性に、不安を抱かせるような国家に将来はない。
田中龍作の取材活動支援基金
■郵便局から振込みの場合
口座:ゆうちょ銀行
記号/10180 番号/62056751
■郵便振替口座
口座記号番号/00170‐0‐306911
■銀行から振込みの場合
口座:ゆうちょ銀行
店名/ゼロイチハチ・0一八(「ゆうちょ銀行」→「支店名」を読み出して『セ』を打って下さい)
店番/018 預金種目/普通預金 口座番号/6205675 口座名/『田中龍作の取材活動支援基金』
■ご足労をおかけしない為に
ゆうちょ銀行間で口座引き落としができます。一度窓口でお手続きして頂ければ、ATMに並んで頂く手間が省けます。印鑑と通帳をお持ち下さい。
記号/10180 番号/62056751 口座名/タナカリュウサクノシュザイカツドウシエンキキン
連絡先
tanakaryusaku@gmail.com
twitter.com/tanakaryusaku