東電福島第1原発がメルトダウンを起こして、きょう11日で13年が経つ。世界の原子力史上最悪の苛酷事故だった。
反社とカルトが支配する今の自民党政権下で原発事故が起きたらどうなるだろうか。
2018年夏、水害のさなか「赤坂自民亭」で安倍首相以下数十人の議員が酒盛りに興じる不祥事があり、世間の顰蹙を買った。
自民党のモラルはさらに低下している。今かりに原発事故が起きたとしても、政権幹部に果たして当事者意識はあるだろうか。「あっそー」くらいのレベルではないだろうか。
福島の事故は民主党政権下に起きた。自民党政権は電力会社や経団連の利害を最優先する。
原子炉がダメになる海水注入なんてしないだろう。原子炉が爆発して国土の半分くらい人が住めなくなっても、だ。
情報も隠蔽される。
福島の事故があらためて突き付けたのは、避難経路の確保だ。命の確保ともいえる。
能登震災を見れば、福島の教訓がまったく活かされていないことが分かる。
経団連と電力会社の言いなりになる政権が続く限り、原発事故はまた起き、今度はさらに多くの人々が犠牲になる。
~終わり~
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《読者の皆様》
パレスチナ→能登震災→柏崎原発→京都市長選挙と、昨年末から借金が続いております。赤字に次ぐ赤字です。