東電」タグアーカイブ

原発避難者 「十分な支援があれば家族一緒に暮らせる」

 東電福島第一原発が吐き出す放射能を逃れて避難生活を続ける人々がきょう、都内で集会を開いた。  東電の補償は遅々として進まず、借り上げ住宅も大方、来年3月31日まで。行政はあの手この手で避難者を福島に連れ戻そうとする。「 …
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福島市から練馬区に、郡山市から府中市に避難している母親(後ろ側オレンジのシャツ)。=写真:田中撮影=
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【検察の罠】 強い者はお咎めなし 弱い者には国策捜査

 「強きを助け 弱気をくじく 汝の名は検察」。こう言いたくなる1日だった。  原発事故で放射能をまき散らし、夥しい数の住民に健康被害をもたらした東電と政府。強者の典型だ。  親分である議員が痛くもない腹を探られないように …
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「しっかり捜査して下さい」。申し入れのため検察庁に入る福島告訴団の住民と弁護士。=13日午前、霞が関 写真:田中撮影=
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原発事故・福島告訴団 「検察は起訴しろ、東電は自首しろ」

 福島の住民たちが原発事故を引き起こした東電の旧・現経営陣と政府の役人を業務上過失致死傷などで検察庁に告訴・告発して8ヵ月が経つ。  だが肝心の検察庁が本気で捜査しているようには見えない。その気で取り組んでいるのであれば …
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「民衆と共に泣き、巨悪を撃つ」はずの検察に対する苛立ちが募る。告訴団は「検察は(東電を)起訴しろ」と拳を突き上げた。=22日夕、霞が関 写真:諏訪撮影=
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原発事故苦に自死 酪農家の妻が東電に乗り込む

 「原発さえなければ…」の遺書を残して自死した福島の酪農家の妻が、東電を相手取り1億円余りの損害賠償を求める裁判を起こす。提訴を来月に控えた妻の菅野バネッサさん(34歳)がきょう午前、東電本店を訪れ「誠実な対応」を求める …
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2人の息子の将来を思い東電に誠実な対応を求めるバネッサさん。=20日、東電本店 写真:田中撮影=
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「生業返せ、地域を返せ」 原状回復求め福島住民らが東電と国を提訴

 原発事故により住み慣れた地を離れざるを得なかった福島の住民らが、東電と国を相手どり「元の状態に戻してほしい」と原状回復を求める裁判を福島地裁に起こす。提訴は3月11日だ。  原告は350人(2月8日現在)。うち約300 …
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大漁旗は「福島の豊かな海を返せ」の訴えを込め持ち込んだ。=8日、千代田区 写真:田中撮影=
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東電本店前 椎茸農家がハンスト 、 「原発事故の風化」に抗議

 「原発事故の風化」に抗議して栃木県の椎茸農家の男性が今夕から東電前で無期限のハンストに入った。  ハンガーストライキを始めたのは、栃木県那須塩原市で原木椎茸を栽培する人見仁さん(43歳)。  那須塩原の椎茸は東電福島第 …
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人見仁さん。身を切るようなビル風にも「栃木の寒さはこんなもんじゃない」。
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勝俣邸ハンストの右翼青年 今年は東電前で座り込み 

 今冬一番の冷え込みとなった今朝、東電本店前に座り込んでいる青年がいた。身を切るような風のなかカーディガンとTシャツ姿。薄着だ。  昨年の年の瀬に勝俣恒久・東電会長(当時)宅そばでハンストに挑んだ山口祐二郎さん(右翼活動 …
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山口祐二郎さん。アスファルトの冷たさで体は芯から冷える。=27日、東電本店前。写真:島崎ろでぃ撮影=
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【原発図解】 (4)原子炉と核燃料貯蔵プールは水でつながる

 新聞や書籍などで紹介される原子炉と使用済み核燃料プールは、結構離れた位置にあって、別々の構造物のように見える。燃料棒交換の際、高濃度放射能を帯びた使用済み核燃料は、いったん大気中に出るように思われがちだ。  ところが実 …
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原子炉(図・中央の円筒)と使用済み燃料プールは、1週間かけて水で“つながれる”。
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【原発図解】 (3) 新燃料棒と格納容器のおもり

 コバルト色に発光する新燃料棒。長さ4m。使用済み核燃料プールに仮置きされる。  格納容器のおもり(コンクリート製)。科学技術の粋を集めたような原発だが、単純で古典的な道具が使われている。  ~つづく~

=東電・福島第2原発4号機 原子炉建屋6階 写真:田中撮影= 
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【原発図解】 (2) 圧力容器のフタと制御室 

 圧力容器(原子炉)のフタは決して巨大ではなかった。にもかかわらず、原子炉は1基で110万kwもの電気を発電する(福島第2原発の場合)。核分裂エネルギーの凄まじさが分かる。人間が制御できる代物ではないのだ。    コント …
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=写真:田中撮影=
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