28日(現地時間)から、ムバラク政権崩壊後、初の議会選挙が始まった。1月末まで続く。エジプト国民にとって初めての自由選挙である。 投票所前には長蛇の列ができた。ほとんどの有権者は「(投票は)もちろん初めて」と答えた。 …
続きを読む»
「エジプト」タグアーカイブ
【カイロ蜂起・第2幕】 まだ浅きアラブの春 ~下~
【カイロ蜂起・第2幕】 まだ浅きアラブの春 ~上~
軍は今回もしたたかだった。議会選挙の延期を求めて学生をはじめ若者たちがタハリール広場や政府庁舎前を占拠したが、盛り上がらないと見るや、予定通り選挙の実施に踏み切った。 30年間に及んだムバラク独裁を倒した前回(1~2 …
続きを読む»
【カイロ蜂起・第2幕】議会選挙始まる 米国と軍が嫌う「ムスリム同胞団系政党」の躍進予想
ムバラク独裁政権の崩壊後、初めてとなるエジプト議会(下院に相当・定数508議席)選挙が28日(現地時間)から始まった。 学生をはじめ若者は、選挙は軍の特権を追認することになるとして選挙の延期を強く求めた。10日前から …
続きを読む»
【カイロ蜂起・第2幕】 軍事政権追認の議会選挙は予定通り実施へ
ムバラク大統領を辞任に追い込んだ2月の市民革命後、初めての議会選挙が28日(現地時間)から始まる予定だ。「軍事政権を追認することになる」として延期を求める声が渦巻くなか、選挙は予定通り行われそうだ。 タハリール広場の …
続きを読む»
【カイロ蜂起・第2幕】 金曜礼拝に1万人超 軍、警察は姿見せず
25日、今回のタハリール広場占拠後、初めての金曜礼拝が行われた。前回(1月~2月)の市民革命の際、第1回目の金曜礼拝で数十人の若者が治安警察によって射殺されている。 権力者と取巻きだけが暴利を貪るのは「神の下の平等」 …
続きを読む»
【カイロ蜂起・第2幕】エジプト民主化 行く末決める軍の動向
救急車がサイレンを鳴らしてけたたましく走り、負傷者が野戦病院に運び込まれる。広大なタハリール広場を埋め尽くす人の波も熱気も前回(今年1月~2月)の市民革命とほとんど同じだ。 違うのはスローガンだ。「ムバラク(大統領) …
続きを読む»
【カイロ発】中東で確信する「政・財・官・報 独裁ニッポン」
7か月ぶりにタハリール広場に立った。「打倒ムバラク」を叫ぶ民衆の声が地鳴りのように響いたのがつい数日前のようだ。再現を警戒し広場には警察の機動隊が24時間体制で貼りつく。 インターネットが火を付けた「エジプト市民 …
続きを読む»
今明かす「紛争地域取材術」 ~その1~
筆者は生来悪運の強いタチなのだが、運だけでは紛争地域で降りかかる災厄を潜り抜けることはできない。戦争状態や革命の最中であったりして治安が機能していないからだ。警察そのものが市民や外国人に対して「悪さ」を働くのも紛争地域 …
続きを読む»
【カイロ発】反ムバラク派、国営放送に突入図る
ムバラク大統領が引続きの最高権力者の座に留まることを表明したため「反ムバラク派」の怒りは収まらない。「続投表明」翌日の11日、反ムバラク派は「エジプト国営放送」に突入をはかった。 朝鮮中央放送がそうであるように独裁国 …
続きを読む»