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立法府の長に聞かせる 「でんでん太鼓」

 一国の首相が漢字を読めない。本来ならばジャーナリズムが追及しなければならない深刻な事態であるのに、彼らは「安倍礼賛」に明け暮れる。  「王様は裸だ」。おかしいことを おかしい と言ったのは、勇気ある普通の市民だった。 …
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国会議事録には「云々」と漢字で記されているだけで、首相が「でんでん」と読んだことは、残っていない。市民が声をあげることは、安倍首相の愚かさを歴史に記すうえでも意味がある。=12日、国会正門前 撮影:筆者=

「テロは口実」 映画『スノーデン』と酷似する日本

 ベトナム戦争など国家による犯罪を告発し続けるオリバー・ストーン監督が、日本に向けて警告を発した。  NSA(米国家安全保障局)から最高機密を持ち出した元CIA職員のスノーデンが、英紙『ガーディアン』の記者に語る。  「 …
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エドワード・スノーデン。国家権力は世紀の内部告発者をハッカーと呼ぶ

「安倍晋三閣下は司法の長」を削除 ― 山本太郎代表質問に与党が要求 

 25日の参院本会議で山本太郎議員(自由党)が安倍政治の本質を突いた代表質問をした件。  きょう開かれた議運で与党側が、山本議員の質問の一部について削除を求めた。問題ありとした箇所は以下(太字部分)― 「安倍晋三閣下は、 …
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安倍首相の茶坊主である自民党議運理事が目くじらを立てた山本議員の代表質問。=25日、山本太郎事務所撮影=

「共謀しよう、捕まえたければ捕まえてみろ」― 市民連合・山口教授

 独裁者に追い詰められた市民が反転攻勢に出るのか? 昨夏の参院選挙で野党共闘を実現した立役者の市民連合と野党4党(民進、共産、社民、自由)がきょう、新宿西口で共同街宣した。  マスコミ報道によると、安倍内閣は今国会(20 …
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市民連合の山口二郎・法政大学教授。「今やこの日本では報道の自由も三権分立の歯止めも壊されている」と安倍独裁を糾弾した。=7日、新宿西口 撮影:筆者=

カジノ法案、8日にも採決か 安倍政権の前では「違法も合法」

 人々は賭けに負けてカネを巻き上げられ、浮浪者が2~3千人。自殺者も急増した。街には質屋がひしめく。カネを作るために財産を売るからだ。地元からの雇用なんてウソだった。  ―カジノの街、韓国カンウォンランドの荒廃した現実を …
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超党派(民進、共産、社民)の野党議員たちは、拙速極まりないカジノ法案の危険性を訴えた。=7日、参院会館 撮影:筆者=

12月6日を覚えていますか? 「立ち話」もできない世の中が来る

 憲法も道徳もお構いなし。どんな法案でも提出されれば可決、成立し法律となってしまう。それが現在の国会事情だ。  年明け早々に始まる通常国会に安倍政権が提出するものと見られている恐ろしい法案がある。共謀罪だ。  2人以上で …
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「共謀罪を国会に出させてはいけない。その一心で来た」。神奈川県から駆けつけた女性は険しい表情で語った。=6日、衆院会館前 撮影:筆者=

何ひとつ必要なものはないTPP予算2兆8千億円の内訳 

 独裁者の意向を忖度したのか、それとも霞ヶ関が予算獲得と使い切りに血道をあげた結果なのか。2兆8千億円にものぼる2016年度のTPP関連予算は、すでに執行されてしまった。  撤退を政策のトップに掲げるトランプ次期大統領の …
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TPPに反対する集会が今夜も開かれていた。寒空の下だが市民はあきらめていない。=30日、後ろは国会議事堂 撮影:筆者=

トランプ勝利 それでもTPP通そうとする安倍政権の愚

 「TPPから撤退する」と宣言しているトランプ氏が米国大統領になったのになぜ・・・。安倍政権はTPP締結を今日中に衆院本会議で可決させる構えだ(10日午後4時現在)。  先月から国会前で座り込みを続ける人々の表情に明るさ …
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「衆院本会議での採決反対」を訴えて寒風の中、座り込みを続ける人々。=10日、衆院第2会館前 撮影:筆者=

マスコミが伝えなかったTPPの真実

 TPPなる用語が国会で取り沙汰され始めた菅政権の頃(2010年6月~2011年8月末)、反対運動の勢いは凄まじかった。ムシロ旗を翻したデモ隊の列は日比谷公園から国会議事堂まで続いた。参加者の数はゆうに1万人を超えていた …
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男性(会社員)は「TPPを葬りに来た」。「喪服姿で集まろう」という集会だった。=4日、国会前 撮影:筆者=

TPP加盟前夜 すでにここまで来ている医療崩壊

 「久しぶりだね。どうしてたの?」と聞くと患者は口ごもった。話しているうちに、お金が払えないから病院への足が遠のいていた、ということが分かった。  「血液検査をしましょうか?」と言うと「いや、今回はいいです」と拒否される …
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