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原発ゼロへカウントダウン 大規模市民デモ発祥の地・高円寺で

 日本中の原発がすべて止まる瞬間を祝うカウントダウンが5日深夜、東京高円寺で行われた。  高円寺は昨年4月、参加者1万人をゆうに超える脱原発市民デモが誕生した地だ。「杉並デモ」の名で定着した感がある。カウントダウンを企画 …
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ゼロになった瞬間、喜びが弾けた。横断幕は脱原発デモコースの沿道に飾られる。=5日午後11時、JR高円寺北口。写真:筆者撮影=
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会津民衆の怒り 「かんしょ踊り」経産省包囲

 稼働する原発がゼロになるまであと6時間後に迫ったきょう夕方、経産省を「かんしょ踊り」の一行が包囲した。  「かんしょ踊り」は会津地方の盆踊りで、年貢の苛酷な取り立てに対する民衆の怒りが込められている。あまりの情念の強さ …
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経産省前は「会津の盆踊り」演舞場と化した。=5日夕、霞が関。筆者撮影=
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「孫たちのために原発をゼロにしなければ死んでも死にきれない」

 北電泊原発3号機にきょう深夜、制御棒が入り、日本中の原発がすべて停止する。原子力村の総本山とも言える経産省の周辺は、祭日の長閑さの中にもピンと張りつめた空気が漂う。  正門は閉ざされ、簡易バリケードが張られている(写真 …
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「“原発が全て止まった”と言って喜んでいたらアイツら(原子力村)にやられる。ずーっと頑張るしかない」。女性は気を引き締めた。=5日朝、経産省前テント。写真:筆者撮影=
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【東電不払い方法教えます】 大勢の不払いは効果絶大

 大畑さんが不払い運動を始めたきっかけは、福島県双葉町から避難した住民の悲痛な訴えだった。「私は東電が起こした事故のために、東京に避難している。帰りたくても帰れない。それなのに、東電から電気代の請求書が届いた。絶対に払い …
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メッセージを書いた請求書を、1円少なくした現金と共にATMに投入する。機械が読み取り東電に伝わる。=写真:諏訪 京 撮影=
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【東電不払い方法教えます】 ATMで1円少なく振り込む

 「電気に反対なのではなく、原発(の電気)に反対なんです。最初は原発の電気分だけ払うまいと思っていたが、東京電力の不誠実な事故・賠償対応を見ていると、電気代そのものを払う気になれません」。こう語るのは埼玉県在住の大畑豊さ …
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大畑豊さん。東電が送りつけてきた封筒には「電気供給停止のお知らせ」が入っている。=写真:諏訪 京 撮影=
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澤地、瀬戸内、鎌田氏が経産省前テント来訪 「原発再稼働に反対」 

 老いてなお反骨精神を持ち続ける作家2人とルポライターがきょう、集団ハンストを激励するために経産省前テント広場を訪れた。澤地久枝(81歳)、瀬戸内寂聴(89歳)、鎌田慧(73歳)の3氏だ。  「日本の未来の命に対して不安 …
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手前から鎌田慧、瀬戸内寂聴、澤地久枝の3氏。=2日午前、経産省前。写真:筆者撮影=
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【原発再稼働】 元共産党員ハンスト 「国を良くするのに右も左もない」

 『原発を停めるのに右も左もない』。筆者は幾度も言ってきた。それが草の根レベルで進みつつある。右翼青年に共鳴して、元共産党員が首相官邸前で原発再稼働に抗議しハンストを決行している。  右翼青年・山口祐ニ郎さんに伴走するの …
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この日は訪米する野田首相を見送った。瀬下さんは「何のためにアメリカに行くんだろう」と首を傾げる。=29日、首相官邸前。写真:筆者撮影=
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『脱原発をめざす首長会議』が誕生した

 ひとたび事故が起きれば真っ先に被害を受けながら、権限らしきものはなく国の意向に逆らえないのが、原発を抱える地方自治体だ。ならば結束して政府に「原子力安全行政」「エネルギー政策の転換」を求めようと、全国の市町村長の有志た …
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『脱原発をめざす首長会議』設立総会。上原公子・元国立市長が事務局長に選出された。=28日、城南信金本店・品川区。写真:筆者撮影=
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【原発再稼働】 右翼青年 首相官邸前で抗議のハンスト

 年の瀬に東電勝俣会長宅近くの公園でハンストを断行した右翼青年の山口祐二郎さん(26歳)が、27日夜から首相官邸近くで大飯原発の再稼働に反対するハンストに入った。官邸前で決行するつもりだったが、警察官の強引な説得に会い議 …
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山口祐二郎さん。弱冠26歳だが志士らしい雰囲気を漂わせていた。=27日夜、首相官邸前。写真:筆者撮影=
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雨ニモ負ケズ 「原発再稼働反対」

 5月5日には日本中のすべての原発が止まる。連休前、最後の週末を迎えた27日、東京地方はあいにくの雨となった。だが、原発停止を求める人々の心に水を差すことはできないようだ。  首相官邸前の「再稼働反対集会」は過去、最も長 …
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雨に消されることもなく、ろうそくの炎は揺れた。=27日夕、経産省前。写真:筆者撮影=
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