» パレスチナ(ガザ・西岸)

世界はパレスチナを見捨てない 国連決議「イスラエルは占領を終わらせるべき」

嬉しい驚きだった。 国連総会は18日、イスラエルに対し「パレスチナの占領を終わらせるべきだ」とする決議を採択した。米国が反対したのにもかかわらず、日本は決議に賛成したのである。 パレスチナの現実を見ると占領は酷くなるばか …
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ヒズボラ抹殺のイスラエル国防相「戦争は新しい局面に入った」

第1波よりも第2波の方が強烈だった。「お前ら、完全に抹殺してやるからな」。イスラエルがヒズボラに対して通告しているように聞こえてならなかった。  第2波とは18日、Walkie-talkieが爆発し20人が死亡、450人 …
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ヒズボラの通信機器爆発 イスラエルが蘇らせた古典的暗殺

さすがはイスラエルだ。”古典的”な暗殺方法を蘇らせた。それも裏をかいて。 17日、レバノン全土でポケベルが次々と爆発し、ヒズボラの戦闘員を含む9人が死亡、2800人が負傷した。ベイルート駐在のイラン大使も負傷者に含まれて …
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人質皆殺しか、ネタニヤフ退陣か イスラエル、ゼネスト突入

人質6人の遺体がエジプト国境ラファのトンネルで発見された。これこそハマスとイスラエルの戦争を象徴する事態である。 ラファはガザ側とエジプト側の両方にまたがる地域だ。第3次中東戦争でイスラエルがエジプトから分捕ったため国境 …
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ポリオと一時停戦、ウエストバンクに本格侵攻

ガザの子供は一様に小さい。9歳くらいかなと思って「9歳?」と尋ねると「いや12歳」という答えが返ってくる。 イスラエルによる封鎖もあって子供たちの多くが慢性的な栄養失調にある。それに加えて今度は伝染病のポリオ(小児マヒ) …
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トランプやプーチンは救世主ではない

田中はなぜ戦地取材にこだわるのか― 「反グローバリズム」でいかにも平和が訪れるかのように吹聴する国会議員やブンカジンがいる。 現実は真逆だ。彼らが支持するトランプは一期目(2017年1月~21年1月)の際、歴代米国大統領 …
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ハマスの命脈 タリバンの部族地帯にも似て

世界中の気を揉ませながらガザ停戦交渉が断続的に続く。 交渉のネックはエジプト国境ラファでのイスラエル軍駐留だ。 イスラエル側の本音は全面駐留である。それでは交渉が進まないので「一部撤退」となった。ネタニヤフもこれを飲んで …
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ネタニヤフの戦争拡大路線、新局面に

田中は「イスラエルはハマスとだけ戦争しているのではない」と言い続けてきたが、フェーズが一段階あがった。 イスラエル軍は21日、レバノン南部の港町シドンでファタハ幹部のハリル・アル・マクダ氏を殺害した、と明らかにした。理由 …
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地雷原を歩く醍醐味

 2001年11月、タリバンは米軍とアフガン北部同盟によってカブールから追い出された。今とは真逆のカブール陥落である。  カブール取材のフィクサー(通訳兼案内人)は、北部同盟の中心的存在であるマスード派の元ムジャヒディー …
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ユダヤ人入植者襲撃が煽るパレスチナ全面戦争 

銃や火炎びんで武装したユダヤ人入植者たち数十人が15日夜(現地時間)、ウエストバンクの主要都市ナブルス近郊のパレスチナ人村落を襲撃する事件があり、銃撃された青年1人(23歳)が死亡、数人が重症を負った。 村人の足である乗 …
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