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解釈改憲に反対 人間の鎖、国会包囲

 安倍首相の私的諮問機関である「安保法制懇」は、今週中にも集団的自衛権の行使を容認する報告書を出す。昨年末の特定秘密保護法に続く安倍政権の暴挙だ。  「日本を戦争ができる国にしてはならない」。憲法9条の解釈改憲に反対する …
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警察の規制をはねのけて、10秒あまりだがヒューマンチェーンがつながった。=写真:山本宏樹=

母の日 「戦争と原発のない世界を」いのちの大行進

 今ほど母親が辛い時代はない。原発事故による放射能汚染に加えて子供を戦争に取られる恐れが出てきたからだ。  だからといって泣き寝入りするわけにはいかない。新しい命を生む女性たちが、母の日のきょう、「戦争、原発、差別のない …
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シュプレヒコールはあげず、『♪We shall over come=私たちは勝つ♪』を静かに歌いながら歩いた。=11日午後、上野界隈 写真:筆者=

ブルネイ、同性愛に「石打ちの死刑」 大使館前で抗議

 イスラム教国のブルネイで絶対的な権限を持つ国王が、同性愛行為に対する処罰をこれまでの「懲役10年」から、「石打ちによる死刑」へと引き上げた――想像するだに恐ろしいニュースが国際社会に波紋を広げている。  南シナ海に面し …
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警察の制止がかかりプラカードを長く掲げることはできなかった。=4日午後、北品川 写真:筆者=

【憲法記念日】 安倍政権の解釈改憲はすでに始まっている 

 日比谷交差点では右翼の街宣車が公会堂方面に突っ込もうとしていた。機動隊がバリケードを張り突入を阻止する。毎年5月3日の憲法記念日に繰り広げられる光景だ。  占領軍統合本部(GHQ)の置かれていた第一生命ビルが皇居と対峙 …
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墨こん鮮やかに揮毫した男性(中央)は「憲法9条を骨抜きにしたのは安保」と話す。=日比谷公園 写真:山田旬=

自然を冒涜したシッペ返し アースデイに想う 

 「戦争は最大最悪の環境破壊」と言われていたが、福島の事故以降、それに原発が加わるようになった。究極の人殺し兵器が原爆だから戦争も原発も根は同じだ。  昨日、きょうと代々木公園で開かれたアースデイの会場では「脱原発」「反 …
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このブースは回収した携帯電話の電池を換金しゴリラの保護基金にあてる。=20日、代々木公園 写真:筆者=

「積極的平和主義は時々戦争そのものになる」 首相のオトモダチが仰天発言

 これまで耳にしたことのない「英語名の政策」を権力側が持ち出して来た時は要注意だ。第1次安倍政権の「ホワイトカラーエグゼンプション」や先日閣議決定した「ベースロード電源」がそうである。  最も新しいところでは「パシフィス …
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長谷川三千子・埼玉大学名誉教授は「Sovereignty made up with force」と述べた。forceとは軍隊である。=15日、日本外国特派員協会 写真:筆者=

集団的自衛権 自民党の説明はまるで「開戦の詔勅」

 集団的自衛権の行使を可能にする憲法第9条の解釈改憲が大詰めを迎えている。戦争への扉の一歩前といった状態だ。  自民党安全保障調査会の岩屋毅会長(衆院議員・大分3区)がきょう、日本外国特派員協会(FCCJ)で記者会見した …
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「シーレーン防衛にも集団的自衛権を行使する」と話す岩屋会長。自衛隊は中東まで出かけて行くことになる。=9日、有楽町 写真:筆者=

解釈改憲・反対集会 「戦争ができる国にしてはいけない」

 さすが若手弁護士たちが憲法の教科書を贈っただけのことはある。安倍首相は日本が立憲主義の国であることを知らないようだ。正当な手続きを踏み条文を変更したうえで、憲法を改正しようというのならともかく、解釈で憲法を変えてしまお …
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年配者たちは非戦を訴える登壇者の話に真剣な表情で聞き入った。=8日午後7時頃、日比谷野音 写真:山本宏樹=

新大久保・転落事故から13年 孤立深める日本

 あれから13年が経つ。2001年1月26日、JR新大久保駅で泥酔した男性がホームから転落、日本人カメラマンと韓国人留学生が線路上に飛び降り、男性を救出しようとしたが、間に合わず3人とも列車にはねられ死亡した。  美談と …
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落下防止のホームドアが設置された。ドアはJRでは珍しい。=新大久保駅 写真:筆者=

マイノリティーの拠点 新大久保に登場

 民族、部落、障がい者、ゲイ……マイノリティーに対する偏見と差別が根強くあるのが日本社会だ。    マジョリティーの暗部と闘ってきた「のりこえねっと」(正式名称:ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク)が …
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事務所オープンを記念するトークに華が咲いた。右端は辛淑玉・共同代表。=10日、新大久保 写真:筆者=