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ウクライナ国民の心が分からない日本のブンカジン

 ウクライナの友人から写真が届いた。  ロシアのプーチン大統領が法廷で裁きを受けている。囚人服姿で後ろ手錠だ。写真のタイトルは「ハーグ(国際刑事法廷)のプーチン」。戦争犯罪者として逮捕されたのである。  合成写真なのだが …
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戦争報道に田中龍作が必要な理由

 ダラダラと滞在し、借金まみれになるくらいだったら、ここでイスラエル軍に撃ち殺された方がマシか。ロシア軍の砲撃に遭って死んだ方が気が利いているか。  借金への恐怖が蛮勇の原動力になっていたことも確かだった。  だが、目の …
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イチョウ並木が危ない 始まりは五輪利権 

 名画『第三の男』を現代版にリメイクするとしたら、映画史上に残る名ラストシーンの再現は、ここでしか撮れないのではなかろうか。  世界中を歩いてもなかなか見つからないほど見事な、神宮外苑のイチョウ並木が今、枯死の危機に晒さ …
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スパイとジャーナリスト どこが違う

 米紙ウォールストリート・ジャーナルのエバン・ゲルシュコビッチ記者がロシアでスパイ容疑により当局に拘束された。記者は戦車工場のあるエカテリンブルグで情報収集していたとされる。ロシア連邦FSBが30日、明らかにした。  海 …
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独裁国家は何度でも約束を破り、侵略を繰り返す

 隅田河畔の桜が見頃を迎えた。ウクライナは東京より約一か月遅れて桜が見頃となる。  桜は富める者にも貧しき者にも平等に咲く。だが戦地にも平和な国にも平等に咲く、という訳にはいかない。  戦地の場合、桜を愛でる人がいなくな …
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友人を失いたくない 分断を喜ぶのは権力者だ

 実際にあった話だ。福島原発の事故(2011年)を受けて、夫婦同然に連れ添ってきた男と女の意見が対立した。男は原発推進派。女は原発反対派である。  二人の溝は原発を起点に他の政治問題、社会問題、果ては人生観にまで広がった …
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岸田首相キーウ訪問 ウクライナ国民は日本人をこう見ている

 岸田首相がきょう21日午前(日本時間)、ポーランドから陸路キーウに向かった。  首相のウクライナ入りの是非についてのコメントは差し控えるが、ウクライナ国民が日本人をどう見ているのか。田中の乏しい経験をもとに話そう。   …
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クリミア併合宣言から9年 読み誤って逮捕状のプーチン

 ICC(国際刑事裁判所)から逮捕状が発行され、お尋ね者の身となったロシアのプーチン大統領が18日、クリミア半島を訪問した。  18日はプーチンにとってクリミア併合記念日だ。今から9年前(2014年)世界を驚かせた電撃侵 …
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欧米が武器供与を止めたら、もっと恐ろしいことになる

 ナイーブな国会議員や識者が「欧米各国はウクライナへの武器供与を止めよ」「即時停戦を」と言い募る。ウクライナ国民の声を聴かずに。  まず、武器供与をストップしたらどうなるかを話そう。  ロシア軍が首都キーウの中心部まで2 …
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人の痛みが分からない日本人 「我々は抵抗する」

 「ロシアが悪い」「いや、米国が悪い」の問題ではない。日本人の人間性が問われているのである―   BBCの映像で見る限り、ジョージア国会議事堂前は、「外国スパイ法(別名:ロシア法)」に反対するデモ隊で埋め尽くされていた。 …
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