投稿者「tanakaryusaku」のアーカイブ

【奄美大島発】海上保安庁の他人事と旧国策海難救助会社

 日本の(排他的経済水域)EEZで起きたタンカーの沈没事故は最悪のコンデンセート流出事故であるにもかかわらず、海上保安庁の動きがまるで他人事のようだ。しかも遅い。  その理由が垣間見える光景にきょう、出くわした。奄美大島 …
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一日がかりの作業で回収した漂着油は、1トンバッグに7個。クレーンで吊り上げてトラックに載せた。=11日、奄美大島 撮影:筆者=

【奄美大島発】福島原発事故を想起させる環境汚染の不気味 タンカー沈没、コンデンセート流出

 サンゴの海に浮かぶ奄美大島。白い波が打ち寄せられる砂浜には黒い斑点が延々と続く。斑点は直径3〜4センチから10センチ以上ある物まで大小さまざまだ。  触るとゴムのように柔らかくてヌルヌルとし、コールタールの匂いがした。 …
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海岸入り口に並んだ漂着油回収用のドラム缶。環境汚染が紛れもなく起きたことを証明する。=10日、奄美大島・土盛海岸 撮影:田中龍作=

間もなく確定申告 中小企業経営者が「佐川国税庁長官辞めろ」

 納税者の怒りが沸点に達しつつある。確定申告を間近に控え、ピリピリと神経を尖らせる中小・個人企業経営者。  割りを食ってばかりの正直者が、麻生太郎財務大臣に宛てて佐川国税庁長官の罷免を求める申し入れをした。(主催:全国商 …
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「怒髪天を突く」。血税を搾り取られる中小・個人企業経営者たちが蜂起した。=9日、霞が関 撮影:筆者=

無償譲渡の今治市有地 登記簿上も加計学園の土地に

 無償でアベ友に譲渡された市有地が、所有権移転から1年を経て、加計学園の土地として登記されたことが、きょう分かった。  田中龍作ジャーナルが法務局で登記簿をあげて確認した。  登記手続きをしたのは今治市。加計学園ではない …
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16・8ヘクタールの元市有地に立つ加計学園獣医学部校舎。土地はタダで手に入れ、建物の半分は今治市と愛媛県の補助を得て建てられた。=今治市いこいの丘 撮影:筆者=

因縁の加計学園と対面した前川喜平氏 「あの建物を見たくなかった」

 松山空港から車に揺られて約1時間。文科省事務方の前最高責任者は、文科行政の歴史的な汚点となった学舎の前に降り立った。  前川喜平氏が3日、市民グループが主催する講演会のため今治市を訪れた。市街地にほど近い丘陵地帯に完成 …
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獣医学部校舎前に立つ前川喜平氏。文部行政官のトップとして、開学を許してしまったことに、忸怩たるものがあったのだろう。レンズ越しに見る表情は厳しかった。=3日、今治市いこいの丘 撮影:筆者=

【ロヒンギャ難民キャンプ報告】帰せば地獄 長期になればパレスチナ化

 「送り帰されるんだったらここで殺してくれ」「国軍は我々を殺しにくる」。  命からがらミャンマーから逃れてきたロヒンギャ難民は口を揃えたように言った。100万人の異口同音だった。  赤ん坊が生きたまま炎に放り込まれる。嫁 …
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食料の配給を求めて炎天下に並ぶ。=ロヒンギャ難民キャンプ 撮影:筆者=

【今治発】前川喜平氏が語るアベ官邸の圧力 市民固唾のむ

 安倍首相と加計孝太郎理事長にとって最も厄介な存在である前川喜平・前文科事務次官がきょう、今治市で講演した。(主催:実行委員会)  今治市は、経営破綻の危機に瀕する首相のお友達学園のために市有地を無償で提供し、キャンパス …
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前川喜平・前文科事務次官。おどろおどろしい政治の世界を淡々と語った。=3日、今治市公会堂 撮影:筆者=

【ダッカ発】ロヒンギャ難民を地獄に連れ戻さないためにジャーナリストができること

 田中と地元紙記者は広大な難民キャンプを必要以上に歩かなければならなかった。警察と軍の目を避けるためだ。  アゴが出るほど歩いた。その分だけ難民キャンプの様子が つぶさに 窺えた。共同トイレがあるが、し尿は垂れ流しだ。テ …
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母親たちの顔は怒っているか、絶望しきっているか、どちらかだった。=23日、ロヒンギャ難民キャンプ 撮影:筆者=

【ロヒンギャ難民キャンプ発】母親は撃ち殺された子どもを離そうとしなかった

 南北10ヵ所に点在する難民キャンプのほぼ中央に位置するタインチャリキャンプ。キャンプの一角を歩くと、すれ違うロヒンギャの誰しもが凄惨な体験を持つ。人口の半分が虐殺されたシュワピン村の生存者たちが、ここにまとまって住んで …
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母親のタツミンさん。2時間余り前まで元気に遊んでいた子どもたちは彼女の腕の中で息絶えたた。=28日、ロヒンギャ難民キャンプ 撮影:筆者=

【ロヒンギャ難民キャンプ発】 虐殺の村 「赤ん坊たちは生きたまま炎に放り込まれた」

 村人のほぼ半数がミャンマー国軍に殺害されたシュワピン村で、国境警備警察が家族を射殺、レイプした後、乳幼児3人を生きたまま火に投げ込んでいたことがきょう、わかった。  家族でただ一人生存していた次男のアブド・サラム君(1 …
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家族で住めば重なり合うようにして寝なければならないほど狭い難民キャンプだが、アブド君一人で住むとだだっ広くて寂しい。=27日、ミャンマー国境 撮影:筆者=