2月最終日のきょう。明日から3月、食品値上げ・・・で始まる記事がマスコミに溢れている。「あれっ?どこかで見たぞ」既視感があった。
あす3月1日出荷分からお菓子や冷凍食品など728品目が値上げされるというのだ。
ところが、昨年の3月にはなんと3000品目の食品が値上げされていた。
昨年3月の主な値上げ品目はお菓子類、冷凍食品、アイスクリームなど。昨年3月に値上げされていたものが、1年後にまた値上げされるというわけだ。
来る5月に値上げすることが発表されたオリーブオイルに至っては、昨年10月に「スペインで不作が予想されるため」最大57%値上げされていた。5月にはやっぱり予想どおり不作だったので最大80%値上げするという。
欧州産のオリーブオイルが、戦争状態になっている紅海を通らず、喜望峰を回って輸送されてくるようになったら、いったい何パーセントの値上げになるのか?
何パーセント値上げされても何も言えない、が正解だ。
家にある買い置きが無くなれば、オリーブオイルとはおさらばするだけだからだ。
それだけではない。お菓子やアイスクリーム、冷凍食品もぜいたく品になる。
「ぜいたくは敵だ」の時代がまたやって来るのだろうか。
~おわり~
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《読者の皆様》
パレスチナ→能登震災→柏崎原発→京都市長選挙と、昨年末から借金が続いております。赤字に次ぐ赤字です。