「日本はいつまでアメリカの属国を続けるつもりなのか?」理不尽な問題をあらためて有権者に問い、売国奴を葬る・・・衆院神奈川2区はスケールの大きな選挙になりそうだ。
菅義偉はうち続く失政のため政権を維持できなくなった。ところが米国バイデン政権は、今月末で総理を退く菅を呼び、面会するのである。
日本国民にとっては用済みの菅だが、米国にとってはまだまだ利用のしがいがあるようだ。ジャパン・ハンドラーとの関係が指摘される河野、小泉のお目付け役としてだろう。
神奈川2区で当選を重ねてきた(現在8期目)菅だが、今度の選挙は楽観を許さない。8月の横浜市長選挙で菅が推す候補は大敗を喫し、2区では2万票もの差をつけられた。
11月実施が確実視されている総選挙で、菅に立ちはだかるのが岡本英子(立憲・元)だ。親子3代続いてのハマっ子にして、横浜市議会議員を4期務めた。
岡本はIRカジノ誘致に反対する署名運動を通じて、ハマのドンこと藤木幸夫と意気投合した。
「神聖な港にカジノを持って来ようとする菅は許せない」「(次の)市議会議員選挙で自民党は全員落とす」という藤木にとって岡本は盟友のような存在だ。何よりハマっ子同士の絆は強い。
藤木は「(総選挙は)応援するよ」とまで言う。
藤木が岡本陣営に加われば、本来は菅に入るはずの保守票が、岡本に流れる。菅から引きはがした票を積むのだから、2倍の効果を生む。1万票は2万票、2万票は4万票となる。
2009年の衆院選で菅は民主党(立憲の前身)候補にわずか500票差に詰め寄られ、かろうじて逃げ切った。
年金不祥事などで自民党に愛想を尽かした有権者が民主党に入れたためだ。コロナ失政は命と健康が関わっているだけに、怒りは年金の比ではない。
横浜市長選挙の結果は、いまなお大きな影響を持ち続ける。岡本が街宣で市長選挙に触れると、有権者は振り向く。
この勢いが続けば、衆院選開票日の夜は、米国のジャパン・ハンドラーたちが目をむくような結果が出るかもしれない。(文中敬称略)
~終わり~