感染拡大防止の要諦とされる水際対策があまりにズサンであることが改めて分かった。
4~5月の2ヵ月で来日したオリパラ関係者は2,003人。うち14日間の待機を緩和されたのは1,707人。85%が緩和なのだ。
これで驚いてはいけない。このうち1,105人が、待機期間ゼロ日というのだ。半分以上が日本到着の日から自由に出歩いてもOKなのである。(以上、内閣官房オリパラ推進本部事務局から野党合同チームへの回答)
拙稿『インド人のオリンピック放送スタッフ 自由に外食、夜は歌舞伎町に』(4日付)でお伝えしたことは、氷山の一角に過ぎない。
オリンピックが始まれば選手も含めて関係者5万3千人が来日する。待機は免除で、外出は事実上自由。
感染力の強い変異株を撒き散らし放題である。東京が変異株の培養器と化すのは必定だ。
感染爆発が起きたら、スガ首相はどうやって責任を取るのだろうか?
~終わり~
◇
『田中龍作ジャーナル』は新聞テレビが報道しない、報道できない出来事を伝えます。
コロナの影響で運営が苦しくなっております。買い物のおつりの1円からでも寄せて頂けると助かります。↓