「子どもと収束労働者を被ばくから守るよう御手をお貸し下さい」…天皇陛下への直訴でバッシングを浴びる山本太郎議員がきょう、都内で街頭演説した。
右翼界隈からの襲撃も懸念されることから制服・私服の警察官約50人が警護した。演説会場の亀有駅前ロータリー(葛飾区)は、右翼の街宣車も現れものものしい雰囲気につつまれた。
山本議員は、葛飾区議会選挙に立候補している「みずま雪絵」候補(介護福祉士)を応援するため駆けつけたのだ。みずま候補は「労働者の保護を」「お年寄りに安心を」と訴えている。
街頭演説は亀有駅頭で行うはずだったが、警察の要請で交番近くに移動させられた。
演説途中で右翼の街宣車が近くに現れ罵詈雑言をわめき散らしたが、パトカーと制服警察官がロータリーの中には入れさせなかった。
山本議員は筆者のインタビューに「ひるんではいけない。人にはいろんな考え方がある。それを封じ込めたら民主主義は崩壊する。きょうはどうしても応援演説に来たかった」と話した。
山本議員は今夜7時から京都で「秘密保護法と放射能汚染」についてスピーチする。暴力団系右翼が襲撃に向かったとの情報もある。「子どもと収束労働者を被ばくから守り、秘密保護法から知る権利を守る」。国民のために体を張る議員が今の国会にいるだろうか。
◇
『田中龍作ジャーナル』は読者のご支援により維持されています…https://tanakaryusaku.jp/donation