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【参院・青森選挙区】 脱原発、一時棚上げして「大同団結」 アベを倒す 

 170㎝をゆうに超す女性が、巨体をゆすって小走りに駆け寄り頭を下げた。「先生、有難うございます」。  先生とは青森県保険医協会・前会長の大竹進医師。原発王国・青森の脱原発グループが結集する「進め!ドクター大竹の会」の代 …
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田名部候補予定者が「心から感謝いたします」と言うと、大竹医師は「胃が痛くなったら来て下さい」と答えた。=22日、青森市内 撮影:筆者=

【参院・兵庫選挙区】 恐怖の与党トリオか 野党統一候補で議席獲得か

 「このままだと与党(自・公・大維)が3議席を独占する」。ある地方議員が顔をこわばらせて言った。一人区でないため民進(現職)と共産の候補者調整がつかず、共倒れの恐れも出てきている―  参院兵庫選挙区は改選議席が2議席から …
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立候補予定の水岡俊一氏(民進・左側)と金田峰生氏(共産)。=21日、JR尼崎駅前 撮影:筆者=

【参院・新潟選挙区】野党統一候補・森ゆうこ氏 支持者「まず議席を獲る」

 野党統一は容易ではない。かといって野党が結束しないことには大変なことになる―  市民の並々ならぬ危機感が野党統一候補を難産の末、実現させた。  参院新潟選挙区。民進が乗らずに生活、共産、社民だけの場合、森ゆうこ候補予定 …
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支持者一人ひとりと握手をする森ゆうこ氏。支持者は打倒アベの思いを託していた。=14日、上越市 撮影:筆者=

新党「国民怒りの声」 憲法学者の義憤が立ち上げた

 安保法制は違憲であると唱え続けてきた小林節・慶大名誉教授が、「99%」のための新党を立ち上げた。党名は「国民怒りの声」。  今週中に東京都選挙管理委員会に政党としての届け出を出し、正式に発足する。  参院選には10名の …
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穏健保守の小林節氏。アベ政治への込み上げるような怒りが新党設立の動機だ。=9日、プレスセンター 撮影:筆者=

【速報】 新党「国民怒りの声」 小林節氏が設立

 統一名簿方式による野党共闘を唱え続けてきた憲法学者の小林節・慶大名誉教授が、きょう、新党を発足させた。党名は「国民怒りの声」。  基本政策は― 1、言論の自由の回復(メディアへの不介入) 2、消費税再増税の延期と行財政 …
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新党設立の記者会見をする小林節氏。=9日午後2時頃、プレスセンター 撮影:筆者=

イケマキ、自民を追い詰める 生き辛さ代弁し安倍政治にNO! 

 巧みなネット戦術で陣営を勝利に導くことで定評のある男性に先週初め、電話がかかって来た。  「イケマキの選挙を手伝うな」という趣旨だった。電話の主は富裕層だ。    前週の週末(16・17日)に行われたマスコミの世論調査 …
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「税の再配分をもう一度検討しなおす必要がある」。政治は誰のためにあるのか。池田候補の政治観は確かなものだった。=16日、札幌市厚別区 撮影:筆者=

【北海道5区】サンダース・ボラがNYから「イケマキでんわ勝手連」手伝う

 「1%」と「99%」が真っ向から激突した衆院北海道5区補選。最終日のきょうは、両者の特色が鮮やかに表れた。  和田よしあき候補(自民公認)の選挙事務所に入ると、町村信孝・前衆院議長の遺影が迎えた。  北海道知事などを歴 …
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「あと少しです。私たちの選挙です」。最終日、池田候補は選挙区を小刻みに駆け回った。=23日、大麻中町 撮影:筆者=

【北海道5区】アベ政治が作り出した「イケマキ現象」

 幼い頃、家庭内暴力で家族がバラバラになった。学校に通いきれず働き詰めで一人暮らし、日々生きていることが奇跡だった。  (結婚して)いつか暖かい家庭をと思っていたが、それも2年で終わり。2人目を出産した時、夫がいなくなっ …
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イケマキは民進党の女性スターたちよりも華がある。=16日、札幌市厚別区 撮影:筆者=

原発がネック 有力人材の出馬を躊躇させる民進党

 I’m not Abe で官邸とテレビ局に痛撃を与えた元経産官僚の古賀茂明氏。脱原発と護憲主義を掲げる氏が夏の参院選に出馬すれば、野党陣営の目玉となるだろう。  安保法制に反対する神奈川県の市民団体有志が6日、江田憲司 …
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テレビ朝日・報道ステーションで官邸からの圧力を暴露した翌々日の古賀茂明氏。=昨年3月29日、撮影:筆者=

民主離党の鈴木議員 「要請あれば自公候補の応援に行く」

 鈴木貴子衆院議員(北海道比例)がきょう、民主党を離党した。折も折、民主と維新による新党結成が正式に決まった日である。この日にぶつけたと受け取られても仕方がない。  父の宗男氏が立ち上げた新党大地は、北海道5区の補選(4 …
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離党会見。「新党大地の票で民主党は3人当選した」。鈴木議員は強気だった。=26日、衆院会館 撮影:筆者=