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【ウォール街占拠】 1%の側につく嫌われ者 Fox TV 

 「えっ!フォックステレビが“Occupy Wall Street”の現場取材に来た?」。強欲資本主義に抗議して庶民が占拠を続けるニューヨーク・ズコッティ公園に、「Fox News」のニュースクルーが……。しかもホームレ …
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張りぼてのテレビカメラとマイクが可笑しみを誘う。=ズコッティ公園。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】 強欲金融資本から金を引き出し、預け替えろ

 日本でも「脱原発」を宣言した信用金庫に預金を移し替えようという動きがあるが、アメリカでは大銀行からの預金引き出しが全米規模で広がりつつある。  今日(現地時間5日)は“Bank Transfer Day ”。全国200 …
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大銀行への憤りを露わにするアームストロングさん。この後、バンカメに預金引き出しに向かった。=5日(現地時間)、ズコッティ公園。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】 ピューリッツァー賞記者は庶民に味方し逮捕された

 日米のマスコミ記者の違いを、これほど見せつけられたことはなかった。3日に起きたピューリッツァー賞受賞記者の逮捕劇のことである。  クリス・ヘッジズ氏(55歳)。海外特派員として20年に渡り中米、中東、アフリカ、東欧情勢 …
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逮捕を覚悟で抗議の座り込みをするクリス・ヘッジズ記者(拡声器を持った警察官の左隣)。=3日(現地時間)、ゴールドマン・サックスが入居するビルの玄関前。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】 逮捕連行されながらも「我々は99%だ」と叫ぶ

 東電の玄関前で座り込みをしたら、こうなると思わせる光景だった。3日(現地時間)、富の強奪に抗議して米最大の投資銀行ゴールドマン・サックス前に座り込んだ市民10数人がニューヨーク市警に逮捕された。  後ろ手で警察官に連行 …
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「(警察は)恥を知れ」。青年が逮捕、連行されるとデモ参加者から非難の声があがった。=3日(現地時間)、ゴールドマン・サックスが入居するビルの玄関前。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】「我々も99%」 イラク・アフガン帰還兵が強欲資本主義の本拠地にデモ  

    超大国アメリカの負の側面を一身に背負う帰還兵たちが2日(現地時間)、ウォール街で「Occupy(占拠)行動 」に加わった。  豊かだったはずの祖国に分厚い貧困層を作り出した市場原理主義の本拠地に、元海兵隊員や元ア …
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ウォール街に到着した帰還兵たち。=2日(現地時間)、ズコッティ・パーク、ニューヨーク市内。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】 10年以上も病院にかかっていない

   「複雑な手術は当外科病院へ」「医療過誤をめぐるトラブルは当法律事務所へ」。アメリカ三大ネットワークのひとつCBSで放映されているCMだ。  国民皆保険制度のない米国。民間保険会社が運営する健康保険は、高額なかけ金を …
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栄養不足の占拠者たちが自由に持ち帰れるビタミン剤。全て寄附だ。手前の女性は看護師。=写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】 世界を横行し庶民の生血をすするハロウィンのお化け

 超格差社会に抗議して庶民が占拠を続けるウォール街。ハロウィンの今日、アメリカの病理を網羅する寸劇を占拠者たちが披露した。登場人物ごとに紹介する―  大学院の修士課程を借金して卒業した男性は、教育ローンの爆弾を抱える。演 …
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解雇通告(ピンク・スリップ)にアッパーカットを入れるワーキングマザー。=31日(現地時間)、ズコッティ・パーク、ニューヨーク市内。写真:筆者撮影=
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【ウォール街占拠】 日比谷公園の派遣村思わす貧者のテント

   ニューヨークは東京の真冬を思わせる寒さだ。昨日(現地時間29日)は雪が降った。異常気象だという。異常なのは気象ばかりではない。米国の社会システムも明らかに常軌を逸している。  ほんの一握りの人間が富を独占し、多くの …
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日曜日とあって、あらゆる層の支持者が集まり「反格差」を1分ずつ述べ合った。=30日(現地時間)、ズコッティ・パーク、ニューヨーク市内。写真:筆者撮影=
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【カイロ発】中東で確信する「政・財・官・報 独裁ニッポン」

   7か月ぶりにタハリール広場に立った。「打倒ムバラク」を叫ぶ民衆の声が地鳴りのように響いたのがつい数日前のようだ。再現を警戒し広場には警察の機動隊が24時間体制で貼りつく。  インターネットが火を付けた「エジプト市民 …
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反政府軍兵士と共に独裁者からの解放を喜ぶトリポリ市民。(8月31日、緑の広場。写真:筆者撮影)
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リビア石油施設めぐる攻防は熾烈を極めた―ガス欠に泣く庶民

 リビアの一大石油施設があるラスラヌーフ(※)を訪ねた。道すがら高射砲やロケットランチャーを積んだ4輪駆動車と頻繁にすれ違う。「正」の字を書きながら数えていたが、しまいに数えきれなくなった。破壊され惨めな姿をさらす政府軍 …
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カダフィ軍が火を放った石油貯蔵タンク。反政府軍兵士によれば施設の周囲には地雷が敷設されている。筆者はアスファルト道路から外に出ないようにしてカメラのシャッターを切った。(石油積み出し港ブレガー。写真:筆者撮影)
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